OnePlus初のミドルレンジモデルの発売が話題となってからかなりの時間が経過しました。
その間、新機種の名称はOnePlus 8 liteになる、いやOnePlus Zだ、SoCはDimensity 1000Lを搭載する、など様々なうわさが流れていました。
そして6月30日、ついにOnePlus公式Twitterが新機種について言及し、新機種のモデル名は最新のリーク通りOnePlus Nordで確定しました。
“OnePlusLiteZThing”と名付けられ、様々な暗号めいた投稿をしていたOnePlus公式Instagramアカウント名も、この発表に合わせOnePlus Nordに変更されました。
そして、こちらのアカウントが6月30日に投稿したビデオ、
“NEW BEGINNINGS EPISODE 01”
に、新機種OnePlus Nordに関する多くの情報が詰まっていました。
この動画内にて示唆された情報を紹介していきます。
・OnePlus Nordの価格帯は、少なくとも500ドル未満になる。
動画内にて「Nord will be our first product below $500 in recent years.」と言及されており、OnePlus Nordが少なくとも500ドル未満(約53,800円未満)になることは確実。
初期のOnePlusブランドといえば、他社のハイエンド端末に引けを取らない高性能と、それに見合わぬ圧倒的なコストパフォーマンスでその地位を急激に上昇させました。
2014年4月発売のOnePlus Oneは、当時最高のSoCであるSnapdragon 801を搭載しながらも、299ドルという今日のハイエンド端末ではありえない低価格で話題となったことは、鮮明に記憶しているという方も多いのではないでしょうか。
500ドル以下というのはその当時の水準からすればそれほど驚くべきものではないですが、フラッグシップキラーから単なるフラッグシップそのものへと姿を姿を変えつつあったOnePlusにとっては大きな一歩となりそうです。
・インカメラは2眼のデュアルパンチホールを採用か
こちらの画像も、OnePlus公式Instagramアカウントが投稿した、
“NEW BEGINNINGS EPISODE 01”
のキャプチャになります。
あくまで開発段階の映像ですのでこれで確定というわけではありませんが、
この映像を見る限り、プロトタイプの時点では二眼のデュアルパンチホールが検討されています。
OnePlus 8・OnePlus 8 Proにも採用されていない二眼インカメラ。もし採用されればOnePlus Nordの大きな特徴の一つになることは間違いありません。
・外観は北欧をイメージした落ち着いたデザインに
OnePlus Nordの”Nord”はヨーロッパの多くの言語で「北」を意味します。
上の画像にある通り、OnePlus Nordはヨーロッパ北部のスカンディナビア半島、すなわち北欧にインスパイアされたデザインになるようです。
“very clean and, calm and modern and minimalistic”
とあるように、OnePlus Nordは清潔感があり、落ち着いていて、モダンでミニマリズム的、すなわち簡潔なデザインになることが示唆されています。
もともと簡素かつ必要十分なデザインというイメージのあるOnePlusですが、
OnePlus Nordではどんな美しい筐体を私たちに魅せてくれるのでしょうか。
上に紹介した以外にも、OnePlus公式Instagramアカウントのビデオ
“NEW BEGINNINGS EPISODE 01”はOnePlusブランドの歴史や方向性についての情報が満載で、OnePlusファンにはたまらない内容となっています。
OnePlusファンではないという方も、まだ見ていないという方は是非一度
ご覧ください。
~追記~
7月1日、Qualcomm EU公式TwitterがOnePlus UKの投稿を引用し、OnePlusとの協力に満足していることを投稿。
そして、OnePlus NordにSnapdragon 765Gが搭載されることをOnePlus公式よりも前にポロリ。
このことから、SoCはSnapdragon 765Gであることがほぼ確実でしょう。
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