OnePlusは近日発表するとされる「OnePlus 9」シリーズのカメラ機能が大幅に強化されるかもしれません。
OnePlusは先週「OnePlus 7」シリーズおよび「OnePlus 7T」シリーズに向けて最初のOxygen OS OpenBeta版(Android 11ベース)を公開しました。
このアップデートによりOnePlusのカメラアプリ「OnePlus Camera」の新たしいバージョン(バージョン6.4.23)が実装されています。
XDA-Developersが同バージョンにてOnePlusが将来実装するであろうカメラ機能を示唆するソースコードを発見しました。
まず、「チルトシフト」と呼ばれる新機能
チルトシフトとは、レンズを傾けることで被写界深度(ピントの合う範囲)を調整することができるもの。
主にミニチュア風写真の撮影方法として活用されています。
また、上記のスクリーンショットがOnePlusカメラアプリでのチルトシフト撮影の説明および設定画面です。
現時点では、実装されていない機能のため実際に撮影することはできませんが、レンズの傾け具合を調整できる模様です。
その他にもカメラアプリの新機能として、以下の機能が実装されるとしています。
スターブースト
太陽や電球などの光源にカメラを向けると、光を放射線状に映す効果
ムーンモード
月などを撮影する際に、月を認識しAIで補正および色などを調整するフィルターの提供
ハイパーラプス
既にOnePlusが実装済みのタイムラプスは、カメラを固定した撮影ですが、ハイパーラプスでは長い距離を1コマずつ撮影しながらカメラを移動させて、それらの連続画像を動画にすることができます。
フォーカスピーキング
マニュアル撮影でのフォーカス調整時にピントがあっている部分の輪郭を強調して表示する機能で、どこにピントが合っているかをすぐ確認することができます。
これらの多くが一眼レフカメラやミレーレス一眼に搭載される機能であり、スマートフォンに搭載されるとなれば大幅なカメラ機能の向上が期待できます。
もちろん、OnePlusのカメラアプリに記されていたソースコードを分析した機能であり、実際にOnePlus 9シリーズで実装されるかは発表されるまで分かりません。