OnePlusは7月2日、同社公式フォーラムにてOxygenOSとColorOSのコードベースの統合を行うことを正式に発表しました。
同社は、コードベースをOPPOのColorOSと統合することによりソフトウェアの更新がより適切かつ高速になると述べています。これに伴い、新たなアップデートポリシーを公開し、ソフトウェアサポートを更に拡大することを明らかにしました。
OnePlusは6月にOnePlusがOPPOと統合することを発表。
今後、OnePlusはOPPO傘下のブランドとなるものの、OnePlusブランドは今まで通り(OPPOのサブブランドとして)独立して運営を続けるとしていました。
なお、中国版OnePlus端末のOSはOPPOのColorOSが搭載されますが、グローバル版OnePlus端末は引き続き、OxygenOSが搭載されるとしています。
上記が統合時点で発表された今後のOnePlusの運営方針となっています。
しかし、7月2日にOxygenOSとColorOSのコードベースの統合が行われることが追加で発表されました。
つまり、OnePlusが表明した通り、グローバル版のOxygenOSは継続するものの、これまで通り独自のコードベースではなく、OPPO端末に搭載されるColorOSと共通のコードベースを使用することになります。
これまでのOxygenOSは、XiaomiのMIUIやOPPOのColorOSのようにUIがフルカスタマイズされておらず、純正Androidに近いUIを採用しているのが最大の特徴でした。これにより、シンプルでスマートなデザイン、直感的なインターフェイス、効率的なソフトウェアを実現していました。
しかし、OxygenOSとColorOSのコードベースの統合により、今後はColorOSに近いUIになってしまうのではないかと懸念されます。
OnePlusは、ColorOSとの統合は現時点では全体的なUI/UXに影響を与えないとしていますが、将来的にOxygenOSが完全にColorOSに統合され、OxygenOSが廃止される前兆と捉える見方もあります。もしくは、OxygenOSが少しずつColorOSに寄っていくのではないかと予想されています。
OnePlusユーザーにとって、OSのコードベース統合が吉と出るか凶と出るかは今後の展開次第と言えそうです。
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