モトローラは米国時間5月12日、GuRu Wirelessとの提携を発表し、中距離充電技術を自社スマートフォンに導入する計画をしていることを明らかにしました。
GuRu Wirelessは、充電ハブから送られるミリ波周波数を利用して約3mほど離れたところまでスマートフォンやノートPCなどに電力を送ることのできる中距離充電技術を開発するベンチャー企業
充電ハブは、「Garu RL Lensing」技術を用いて充電するデバイスを位置を特定し、ピンポイントで送電することができます。また、障害物を検知した場合は送電を停止する他、デバイスが動いても数秒で検知することが可能。
さらに、同社によるとこの充電ハブはシーリングライトやスマートスピーカーなどのデバイスに組み込むことができるとしています。
GuRu Wireless側は、「モトローラの品質、電力効率、安全性に関する厳しい要件を満たすために最善を尽くします。」
モトローラ側は、「革命的なOTA（over-the-air）ワイヤレスパワー技術でユーザーに自由や柔軟性を提供します。」とそれぞれコメントをしています。
現時点では、両社の提携が公式に発表されたのみで、同技術を搭載するスマートフォンや発表時期については不明です。
中距離（リモート）充電と言えば、XiaomiやOPPOも実用に向けて取り組んでおり、スマートフォンの次なる進化しとして期待されている技術です。
果たしてどのメーカーは実用化を最初に実現するのでしょうか。
