ハイエンドよりの性能とシリーズ名称にもなっている「エッジディスプレイ」が特徴の「motorola Edge」シリーズの次期モデルが4機種計画されていることと一部のスペックをドイツメディアTechnik Newsが報じています。
「motorola Edge」シリーズは日本では未発売のシリーズのため、次期モデルの日本国内の投入は不明ですが、コードネームの一部に日本の都市名が入っているようです。
コードネームの由来は不明ですが、今回のモデルは日本での発売も可能性があるのか気になるところです。
明らかになった「motorola Edge」シリーズのコードネームは、「Berlin」、「Berlin NA」、「Sierra」、「Kyoto 」の4つです。
各コードネームは都市名となっていますが、同じシリーズのコードネームにも関わらずドイツ・アメリカ・日本とバラバラの地域からコードネームを取っているようです。
それぞれの理由も気になりますが、特に「京都」が入っている理由はどういった理由なのか気になりますよね。
この4つのシリーズのうち、「Sierra」についてはまだ一切情報がないようです。
しかし、この「Sierra」が「Edge+」の次期モデルになると言われています。
「Berlin」と「Berlin NA」は同じ3200万画素のフロントカメラ「OmniVision OV32B40」を採用し、リアカメラにはどちらもメインカメラにSamsung製の10800万画素の高画素イメージセンサーを採用するとのことです。
しかし、同じ10800万画素でもセンサーの型番は少し異なるようで「Berlin」には「S4KHM2」、「Berlin NA」には「S5KHM2」が採用されるとのことです。
メインカメラ以外のイメージセンサーには差異があり、「Berlin」には1600万画素の超広角カメラ、800万画素の深度測位カメラが搭載され、「Berlin NA」には少しスペックを落とした800万画素の超広角カメラと200万画素の深度測位カメラが搭載されるそうです。
「Sierra」については情報がないため、残る「Kyoto 」ですが、リアカメラは「Berlin NA」と同じ構成となり、フロントカメラは1600万画素もしくは3200万画素のカメラが搭載されるようです。
「Kyoto 」に関しては「Edge Lite」の名称が付与される可能性があると言われており、情報が出ているカメラスペックで言えば、確かにもっとも下位スペックとなるため、妥当とも言えますが、「Lite」版でも1億画素オーバーのカメラ性能を搭載するのはかなりオーバースペック気味な気もします。
また、ほぼスペックが同じ「Berlin NA」の位置づけがどうなるのかも気になるところです。
コードネームと判明しているスペックの一部は下記のとおりです。
コードネーム | Sierra | Berlin | Berlin NA | Kyoto |
想定モデル名称 | Edge+ | Edge | (不明) | Edge Lite |
フロントカメラ | (不明) | 3200万画素 「OV32B40」 | 3200万画素 「OV32B40」 | 1600万画素 「OV16A1Q」 または 3200万画素 「OV32B」 |
リアカメラ (メイン) | (不明) | 10800万画素 「S4KHM2」 | 10800万画素 「S5KHM2」 | 10800万画素 「S5KHM2」 |
リアカメラ (超広角) | (不明) | 1600万画素 「OV16A10」 | 800万画素 「S5K4H7」 | 800万画素 「S5K4H7」 |
リアカメラ (深度測位) | (不明) | 800万画素 「OV8A10」 | 200万画素 「OV02B1B」 | 200万画素 「OV02B1B」 |