MEIZUは昨年、世界初となる穴なし・ボタンなしのスマートフォン「MEIZU Zero」を発表しました。
MEIZU Zeroは、イヤホンジャックや充電ポート、スピーカー、SIMスロット、電源ボタン、音量ボタンなどを全て廃止した革新的なスマートフォンです。
代わりに、ワイヤレス充電やディスプレイ指紋認証、eSIM、ワイヤレスUSB、画面内スピーカー、感圧仮想ボタンなどを搭載し、穴なし・ボタンなしを実現させています。
そして、2020年2月5日に発表された「iF DESIGN AWARD 2020」にて「MEIZU Zero」が金賞を獲得したことが明らかになりました。
iF DESIGN AWARD 2020は、56か国から計7298もの製品、内46台のスマートフォンがノミネートされていました。
しかし、金賞を獲得したのは「MEIZU Zero」と「Google Pixel 4」の2つのみです。
また、中国メーカーのスマートフォンとしては、2015年に金賞を受賞したSmartisan T1に続いて5年ぶり2度目の快挙となります。
この受賞に、MEIZUファンをはじめとした中国コミュニティーが大いに盛り上がりを見せています。
しかし、MEIZU Zeroはコンセプトモデルとして一般販売されなかったスマートフォン。
これには、「金賞のスマートフォンを、私たちは手にすることができません。」と揶揄する声も上がっています。
MEIZUが、これらのテクノロジーを駆使して、今後、製品化してくれるよう期待したいです。
source