Mobile World Congress 2020は、2月24日から2月27日までスペインのバルセロナで開催される1年に1度の世界最大級のイベントです。
しかし、新型コロナウイルスの影響で参加を辞退するメーカーが続出しています。
スマートフォンメーカーでは、LGとZTEが現時点で辞退を明らかにしています。
LGの広報担当者は、「従業員と他の参加者の安全を第一に考えて、LGは今月後半にスペインのバルセロナで開催されるMWC 2020への出展と参加を取りやめることに決定しました。この決定により、多くのLG従業員が不必要に国際旅行を行うことを防ぐことができます。MWCへの参加の代わりに、LGは2020年のモバイル製品を発表するために、近い将来に別のイベントを開催します。」と述べています。
一方、ZTEは、コロナウイルスの影響に加え、ビザの取得が遅れたことを理由に挙げています。（出展のみする可能性は有り）
2社の辞退により、「LG G9 ThinQ」や「Axon 10s Pro」など、スマートフォンの発表が先送りとなってしまいました。
また、日本からもSONY Mobileや楽天モバイルがMWC 2020に参加予定です。
SONYは、同イベントで新型Xperiaを3機種発表するとの噂も報じられており、非常に注目されています。
しかし、コロナウイルスの影響が弱まるどころか広がりを見せている、この状況。
2月末までに落ち着くと良いのですが、今の状況ですとキャンセルを迫られるかもしれません。
