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LG、スマートフォン事業の売却を否定


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LG

LGは、スマートフォン事業からの撤退を否定しました。

先日、韓国メディアTheElecは、「LGは韓国の全従業員にスマートフォン事業から撤退することを通知しており、2021年1月26日までにスマートフォン事業の売却を公に発表する。」と報じました。
これに対し、XDA DeveloperがLGのグローバル広報責任者のKenHong氏に確認を行ったところ「間違いなく真実ではなく、単なる憶測と噂に過ぎない」と完全に否定したとのこと。

このコメントを受け、TheElecは当該記事を削除しています。


ただし、LGのスマートフォン事業が厳しい状況であるのは事実。
LGは韓国の総合家電メーカーで白物家電やテレビなどの売上が非常に好調で業績を伸ばしていますが、長く懸念となっているのがスマートフォン事業です。
2020年7~9月期のスマートフォン部門の営業損益は1484億ウォン(約140億円)の赤字で、四半期ベースでは5年連続の赤字となっています。

この状況を打破しようと直近では「LG WING」や「LG Rollable(未発表)」などの革新的なデザインのスマートフォンの開発を行っており、
LG CEOのKwon Bong-seok(クォン・ボングソク)氏は2021年までにスマートフォン事業の黒字化を目指すとしています。

売却は完全に否定されましたが、業績を回復できるのか注目です。

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