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中国電子卸売市場でHUAWEIスマホの価格が高騰!供給不足で品薄続く


投稿日:

深セン華強北

HUAWEI製のスマートフォンの価格が中国サイトにて高騰しているようです。

香港メディア サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、世界最大の電子製品卸売市場の深セン華強北(Huaqiangbei)では、サードパーティサプライヤーがディーラーからスマートフォンを大量に購入し、ここでの卸売価格はメーカー希望小売価格よりも安価になることが多いです。

しかし、昨今の米国による禁輸措置の影響でHUAWEIは9月15日以降、TSMCより半導体を入手できなくなります。
これを見越してサードパーティサプライヤーが価格を吊り上げている模様です。

深セン華強北のサードパーティディストリビューターのLu氏は、「HUAWEIのスマートフォンは毎日、価格が上昇しています。理由は簡単で、HUAWEIはスマートフォン向けチップを購入できないため、供給が限られているからです。」
「平均的に私の店のHUAWEI製スマートフォンの価格は100元(約1,600円)値上げし、一部の製品は300元(約4,700円)値上げしました。現在、卸売価格と小売価格の価格差がほとんどなくなり、私たちはHUAWEI製のスマートフォンを販売してもほとんど利益をあげることができません。」
と述べています。


つまり、今まで大量に発注することで小売価格よりも安い卸売価格で仕入れ、公式ストアよりも安い価格で販売することで、利益をあげていましたが、
HUAWEI端末の供給不足により、大量に仕入れることができず卸売価格が小売価格とほとんど変わらず、その価格に今までのようにサードパーティサプライヤーの利益を乗せるため価格が高騰しているということです。


また、あくまで憶測に過ぎませんが今後の制裁強化で供給不足が深刻化することを見越して業者が価格を吊り上げているとの噂もあります。

ただし、深センにあるHUAWEI公式ストアでの価格は変更されていないようです。(※在庫不足は継続している模様)
同誌の取材に対して、スタッフは値上げに関する公式な通知は受け取っていないと答えたとのこと。

日本ではHUAWEI製品の買取を許可するリユース業者もある中、中国では依然としてHUAWEI端末の需要が供給よりも高いようです。

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