HUAWEIは、7月29日19時30分(日本時間:20時30分)に新製品発表会を開催し、同社フラグシップ機「HUAWEI P50」シリーズを発表することをアナウンスしました。
コンシューマー事業部の余承東(リチャード・ユー)CEOは、Weiboにて「業界で先駆的なイメージングテクノロジーを間もなく発表します。モバイルイメージングの新時代が幕を開けますのでご期待ください。」と投稿し、改めてHUAWEI P50シリーズがカメラフラグシップであることをアピールしています。
リーク情報によると、同シリーズには例年通りP50、P50 Pro、P50 Pro+の3モデルが存在し、上位モデルはSONYのカスタムセンサーIMX 800が搭載されるとしています。画素数は5,000万画素、そして、RYYB配列を採用した1インチの大型イメージセンサーになるとのこと。(当初、HUAWEIが世界初の1インチセンサーを搭載すると言われていましたがシャープが「AQUOS R6」にて先に搭載しています。)
一方、米政府の制裁によりチップの調達に苦労しているHUAWEIですが、P50シリーズに何のSoCを搭載させるのかも注目です。
SoCについては未だ多くの情報が出ておらず不透明な部分が多いですが、中国版には「Kirin 9000」、グローバル版には「Snapdragon 888 4G版」が搭載されると伝えられています。
例年、同社はPシリーズを3月に発表し、4月に発売していましたが、HUAWEI P50シリーズは約4ヶ月遅れでの登場となります。
OSやSoCなどの面で苦労したことが容易に想像できますが、ようやく正式発表されるHUAWEI P50シリーズの完成度に注目です。シャープの「AQUOS R6」やライカの「Leitz Phone 1 」などカメラフラグシップと言われるスマートフォンとどうカメラ性能で差を付けるのでしょうか。
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