Leicaとの協業によりスマートフォンのカメラ機能のレベルを引き上げているPシリーズやMateシリーズといったHUAWEIの主力モデルのスマートフォンは、非常に競争力のあるスマートフォンでもグローバル市場でも人気の高い機種の1つとなっていました。
そんなHUAWEIですが、アメリカによる制裁措置による影響によってGoogle社製のソフトウェアが搭載できなくなり、ハードウェア面でもHUAWEIの競争力を生み出している要因の1つである高性能SoC「Kirinシリーズ」の開発が難しくなったことで、P40シリーズ・Mate40シリーズ以降、主力モデルの開発は非常に厳しくなるといわれていました。
しかし、今回、著名なリーカーである@OnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏によって次期主力モデルのP50シリーズの「Huawei P50 Pro」のレンダリング画像がリークされました。
SoCがどうなるかなどの詳細なスペック情報はまだ出てきていませんが、P40シリーズの後継として、美しいサイドカーブと極薄のベゼルの6.6インチ大画面ディスプレイを搭載していることがリークされたレンダリング画像からわかります。
サイズもP40 Proとほとんど同じで、高さが159mm、幅が73mmになると言われています。
HUAWEIの主力モデルと言えば、非常に気になるのがメインカメラがどういうった構成、デザインになっているかという点ですが、残念ながら今回リークされたレンダリング画像はディスプレイ側のみとなっているため、詳細は不明です。
ただ、別のリーカー(@RODENT950)がTwitterにあげたコメントによるとMate40のトリプルカメラに非常によく似た設定になるとの情報もあります。
また、ディスプレイ側のレンダリング画像ということで、フロントカメラについてはパンチホール型であることと、P40 Proと違ってデュアルフロントカメラではなくシングル構成とし、パンチホールのサイズを極小化したように見えます。
@RODENT950によるとP50シリーズの構成は、6.1~6.2インチの比較的コンパクトサイズの「P50」、今回レンダリング画像がリークされた6.6インチの「P50 Pro」、6.8インチの大画面ディスプレイを搭載した「P50 Pro+」の3モデル構成になると語っています。
SoCをはじめとした性能面、詳細なスペックがどうなるか、今後の情報が非常に気になるところです。
日本国内で販売されるかはわかりませんが、PシリーズはP40で終わったと判断するには早計と言えそうです。