Huaweiの主力モデルであるPシリーズの次期モデルと思われる「Huawei P50 Pro」について以前、有名リーカーによるレンダリング画像のリークを報じました。
以前報じた範囲ではフロントデザインにのレンダリング画像のみにとどまっており、サイド部のカーブデザインと極薄のベゼルにより本体サイズにギリギリまで迫る6.6インチ大画面ディスプレイが搭載されるとのリーク情報でした。
今回新たにリークされたレンダリング画像によりリアカメラ部を含めた背面デザインが明らかになっています。
Huaweiがハイエンドモデルとして投入するPシリーズやMateシリーズでは、Leicaとの協業によりカメラ機能が非常にとびぬけた性能を見せるため、次期Pシリーズとなる「Huawei P50 Pro」でも当然注目を集める部分となります。
そのリアカメラデザインですが、これまでのPシリーズとは明らかに異質なデザインとなっており、どういった方向性に進化を見せるのかまったく読めない様相を呈しています。
通常、背面デザインが明らかになるとデザインからレンズ数も判明していきます。
場合によっては画素数やズームレンズの倍率などもリークされることがありますが、今回リークされた「Huawei P50 Pro」ではそういった情報がほとんど読み取れないデザインになっています。
というのもリアカメラ部には、これまでのデザインと大きく方向性が異なっており、巨大なたまご型のサークルが2つ並ぶデザインに変わっています。
2つのサークルが意味することですが、Huaweiの次期Pシリーズでカメラレンズ数がデュアルカメラになるとは思えないことと、それぞれのサークルの単一のレンズを配置するにはサークルのサイズが巨大すぎるため、この2つのサークルが直接的にカメラレンズ数を指すものではないでしょう。
この情報をもたらした著名なリーカーである@OnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏によると、リーク時点でカメラバンブのデザインが間に合っていないためで、それぞれのサークルに複数のレンズが統合されると推測されると語っています。
結果として、今回のリーク情報では背面デザインが明らかになっただけで次期Pシリーズに期待を寄せる方たちの望む詳細な情報は出てこなかったことになります。
しかし、この背面デザインに配置されたこれまでとは大きく異なるリアカメラデザインはそれ自体が「Huawei P50 Pro」の特徴を示す「アイコン」になると推測されることから今後もたらされる続報への期待値も高まることでしょう。
Huaweiをとりまく状況を考えると、Googleのサービスが利用できない状況は「Huawei P50 Pro」でも継続されることが予想されるため、「Huawei Mate X」シリーズのように国内では販売されない可能性もあり、利用するための敷居は高くなってしまうことは間違いありませんが、Huaweiが独自に開発を進めている「HarmonyOS」の搭載も含めて引き続き気になる機種と言えるでしょう。
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