HUAWEIが東南アジア向けに投入するミドルレンジクラスの新モデル「HUAWEI nova 8i」の公式レンダリングと見られる画像が複数のメディアによって報じられています。
リーク画像によると背面中央部に円形のカメラアイランドにクアッドカメラを配置しており、見た目は「HUAWEI Mate 30 Pro」の派生モデルのようなデザインになっています。
メインカメラは6400万画素で1/1.7インチもの大型イメージセンサーを採用しているようです。
メインカメラ以外のカメラモジュールは800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラ、同じく200万画素の深度測位センサーを備えた広角カメラといった構成となる模様。
リークされた画像は背面部のみですが、ディスプレイサイズは6.67インチでFHD+の解像度を備え、SoCには「Snapdragon 662」を採用するものとみられています。
HUAWEI が自社製品でSoCにSnapdragonシリーズを採用するというのはかなり違和感がありますが、それ以外はカメラにしっかりこだわったミドルレンジクラスといった印象です。
ただ、充電機能はハイエンド並みで66WのHuaweiSuperChargeに対応した4,300mAhバッテリーを搭載するようです。
OSは当然、Harmony OSを搭載するかと思われましたが、当初はAndroid10ベースの「EMUI 11」が搭載された状態で出荷される模様。
Harmony OSの発表から少し時間が経っているのになぜ?という気もしますが、この辺りは開発のタイミングなのでしょうね。
カラーバリエーションはリーク画像が明るくきれいな印象の「Moonlight Silver」で、それ以外に「Starry Black」と「Interstellar Blue」というバリエーションが用意されるようです。
Harmony OSの普及具合と価格次第では日本国内で発売されても面白い機種になりそうですが、今のところ発売の可能性は低いと思われます。
まずは当初の販売地域となる見込みの東南アジア向けの正式発表を待つことになりますね。