HuaweiはGoogle Mobile Services(GMS)の代替品となるHuawei Mobile Services(HMS)およびHMS Coreアプリケーションのテストを開始しました。
そして、一部のスマートフォンでHMSとGMSの両方が並行して機能できることが明らかになりました。
2019年12月25日、HMSはMate 30シリーズ・Nova 6シリーズ・Honor V30シリーズなどのオープンソースAndroidを実行しているスマートフォンに加え、デフォルトでGoogleサービスがインストールされているHuaweiおよびHonorのスマートフォンにもインストールできることが分かりました。
上記は、HUAWEI Mate 30 Pro(左)とHonor V10(右)にインストールされたHMSを示しています。
筆者が所有しているHUAWEI Mate 30 Pro 5G(中国版)でも確認しましたが、「Huawei Mobile Services」の項目がありました。
(購入時のデフォルトではGMSがインストールされておらず、HMSのインストールのみ)
また、Huawei Mobile Servicesは以下を含むアプリケーションをプリインストールします。
- Huawei AppGallery
- Huawei Browser
- Huawei Mobile Cloud
- Huaweiテーマ
- Huawei Music
- Huawei Video
- Huawei Reader
- Huawei Assistantなど
これらのサービスはバックグラウンドでインストールされ、ショートカット/プレースホルダーアイコンが表示され、ユーザーはインストールしてテストするアプリを選択できます。アプリケーションをインストールするには、アプリのアイコンをクリックする必要があります。
しかし、Huaweiはまだマップ、位置情報サービス、IoTサポートなど、他のHMSベースのアプリを導入していません。
これらのHMSベータテストは2019年12月23日より中国国内にて開始されたものであり、日本で利用可能になるには少し時間がかかりそうです。