HUAWEIは3月26日にHUAWEI P40シリーズを発表し、このシリーズは多くの国で発売されています。(日本では取り扱いは今のところなし。)
そんな中、次期HUAWEI Mate 40 Proのコンセプト動画がクリエ-ターであるMulti Tech Mediaによって公開されました。
公開された動画は、最新のリーク情報や噂を元に作成されています。
コンセプト動画では、HUAWEI Mate 40 Proは6.7インチOLEDデイスプレイを搭載し、144Hzのリフレッシュレートに対応するとされています。
また、HUAWEI Mate 30 Proのように88°に曲がった、エッジスクリーン(Horizon Display)を引き続き採用しているようです。
画面中央下部には、HUAWEI Mate 30 ProやHUAWEI P40 Pro同様に画面内指紋センサーが搭載されていると考えられています。
画面上部のインカメラを確認することはできず、画面内に埋め込まれているようです。
コンセプト動画では、44MPの3DToFカメラを搭載
HUAWEI Mateシリーズは顔認証が搭載されたMate 20 Proからずっと、3D顔認証が搭載されているため、Mate 40 Proでも3D顔認証に対応することでしょう。
こちらはガジェットブロガーである路飞科技说氏がWeiboで公開した画像で、HUAWEI Mate 40 Proとされる端末のインカメラが画面内に埋め込まれていることが確認されています。
HUAWEIは画面下に埋め込んだカメラを隠す特許を2020年4月14日に申請しており、早ければMate 40 Proに搭載する予定のようです。
さらに、コンセプト動画では背面カメラに64MP+42MP+24MP+16MP+20MPのペンタ(5眼)カメラを搭載するとされており、サイコロの5の目のようにカメラが配置されると予想されています。
カメラモジュールの形や位置には変更が無いようで、丸形のカメラモジュールを本体上部中央に搭載。
今のところカメラやフラッシュの位置はMate 30 Proと同じであると考えてもよさそうです。
また先程もお見せした路飞科技说氏がWeiboに投稿した画像からは、スマートフォン端末として初めてHUAWEI独自の「Harmony OS」を搭載していることが確認できます。
これらの情報は、HUAWEIが市場に導入するすることを決定したものではなく、プロトタイプのものとされています。
2019年8月9日に「Harmony OS」が発表されましたが、今までスマートフォンに搭載されることは一度もありませんでした。
HUAWEIが掲げている1+8+N(スマートフォン+スマホを軸に繋がるウェアラブル製品やPCなど+5G通信による多数接続サービス)の戦略を実現するためにもHarmony OSが要となってくるのかもしれません。
しかしそうなると、HMS(HUAWEI Mobile Service)を使用することとなりますが、現状アプリストアのアプリ数はGMS(Google Mobile Service)より少ないことが気になります。
中国ではGoogleサービスが使えないためHarmony OSを搭載し、その他の地域ではAndroid OSを搭載するなどの対応をとる可能性も考えられます。
また、画面下にカメラを埋め込む技術は今だ商用化されていません。
同技術は2019年からXiaomiやOPPOなどが開発を進めていますが、未だに正式発表には至っておらず、このままHUAWEIが1番最初に発表することとなるのでしょうか。
今後、出てくる情報が気になりますね。
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