HUAWEI社による公式発表によるとMate 30シリーズは今月、発表されるようです。
それは、IFA 2019ではなく、ドイツのミュンヘンで9月19日に開催される特別なイベントで発表されます。
9月1日にHUAWEI Mobileの公式Twitterのアカウントにて発売日が明かされ、ツイートには新しい円形のカメラモジュールを表すイメージ動画が添付されています。 HUAWEI Mate 30/30 Proには、Leicaと共同開発したカメラが搭載され、そのうち2つは40MPセンサーになります。
また、ディスプレイ指紋認証、Kirin 990およびIRセンサー内に収容された3つのインカメラを搭載します。
ディスプレイにはエッジ加工が施されており、側面に向かって丸みを帯びておりベゼルは非常に薄いです。
HUAWEIのフラグシップ機として、非常に楽しみな端末です。
ただ、中国メディアによるとMate 30シリーズのグローバルリリースは前途が多難になるようです。
Mate 30シリーズは、5月に貿易禁止が施行されたあと、HUAWEI社として初めてのフラグシップスマートフォンになります。
華南モーニングポストは、「HUAWEIは貿易禁止の影響で、Mate 30シリーズのグローバルリリースを遅らせる可能性がある」と報じています。
HUAWEIは、米国ベース以外の代替品でサプライチェーンを安定させるために急いでいますが、ソフトウェアには代替品がありません。
基本的に、Androidはオープンソースプラットフォームであるため、Mate 30シリーズでもライセンスのないバージョンのOSを使用できます。
ただ、海外ユーザーにとってはAndroidは非常に重要な側面であり、Googleサービスを搭載できない場合は、グローバルな販売に大きな打撃を与えることになるでしょう。
HUAWEI社は自社開発の「Harmony OS」を使用することを決めたとしても、Google Appsに関する問題を解決したことにはなりません。
そのため、Harmony OSの使用は解決策にはなりません。
Mateシリーズとして、前モデルとなる「Mate 20 Pro」は、日本の大手キャリアや格安SIMでも販売が行われていますが、Mate 30シリーズが日本のキャリアで販売されるまでには、時間がかかりそうです。
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