HUAWEIは7月29日、中国にてオンライン発表会を開催し、同社フラグシップ機「HUAWEI P50」シリーズを発表しましたが、同イベントにて過去機種のストレージアップグレードプログラムを開始することを明らかにしました。
HUAWEIによると、既に発売済み(Harmony OS 2をプリインストールしていない機種)の同社製スマートフォンのユーザーはカスタマーサービスセンターに当該機種を持ち込むことで、ストレージ容量を増やすことができるようになります。
換装されるストレージは128/256/512GBの3つの容量が用意されており、現在のストレージ容量から1段階拡張することができます。
つまり、元のストレージ容量が64GBであれば128GBへ、128GBであれば256GBへ、256GBであれば512GBへ。それぞれ価格は一律で369元(約6,300円)で提供されます。
現時点での対象機種は以下の通りです。
7月受付開始
- Huawei Mate 9シリーズ
- Huawei Mate 10シリーズ
- Huawei Mate RS
- Huawei Mate 20シリーズ
- Huawei Mate 30シリーズ
- Huawei P10シリーズ
- Huawei P20シリーズ
- Huawei P30シリーズ
- Huawei Nova 2s
- Huawei Nova 3およびNova3i
- Huawei Nova 4
- Huawei Nova 5シリーズ
- Huawei Nova 6シリーズ
- Huawei Nova 7シリーズ
- Huawei Enjoy 10シリーズ
100機種以上の同社製スマートフォンがHarmony OSの対応機種となっていますが、ストレージ不足がAndroidからHarmony OSへの移行の妨げにならないように、同社はストレージアップグレードプログラムを提供するに至ったと推測できます。
現時点では中国市場でのみ提供されるサービスとなります。ただし、Harmony OSはグローバルで展開されるため、「HUAWEI P50」シリーズのグローバル発表に伴い、グローバル市場でもストレージアップグレードプログラムが提供される可能性は十分あると考えられます。
HUAWEI製スマートフォンは、通常のスマートフォンで用いられる一般的なMicroSDカードには非対応で独自規格の「NMカード」が外部ストレージとして採用されています。
特に日本市場では「NMカード」の価格も高く、入手性も悪いため、内部ストレージを拡張したいという要望は多いnのではないでしょうか。
source(1)