HUAWEIは、2016年に発表したフラグシップ機「HUAWEI P9」にてドイツの老舗カメラメーカー Leicaと共同開発したカメラを初めて搭載しました。これ以降、両社のパートナーシップ関係は現在も続いており、”HUAWEIのカメラ性能は凄い”というイメージが定着されるまでになりました。
しかし、両社のパートナーシップ関係は今年で終了する可能性がると伝えられています。
主にHUAWEIの情報を伝える中国著名リーカーTeme(特米)氏は、「LeicaとHUAWEIのパートナーシップは終わりに近づいている。P50シリーズが最後のLeicaと共同開発になるHUAWEI端末であり、Leicaは次に提携するブランドを探しています、Honor、Xiaomi、シャープなど。」と述べています。
また、「HUAWEI P50」でもLeicaの技術はほとんど採用されておらず、「CO-ENGINEERED WITH Leica(Leicaとの共同開発)」のブランドのみが採用されるとのことです。
同氏によると、「HUAWEI P9」や「HUAWEI Mate 10」ではハードウェアおよびソフトウェアの両方でLeicaの技術が積極的に採用されていましたが、シリーズを重ねるごとにHUAWEIは独自技術(RYYBセンサー、ペリスコープレンズによるスーパーズーム、フリーフォームレンズ など)を組み込むようになりLeicaは単なるブランディングの手段になっていたとしています。
また、Leicaはスマートフォンブランドの次のパートナーを探しており、Honor、Xiaomi、シャープが候補になっている模様です。
シャープが5月17日に発表すると見られる次期フラグシップ機「AQUOS R6」のリーク画像にて「CO-ENGINEERED WITH Leica」の記載が確認されており、今回のリークの信憑性を高めるかたちとなっています。
独光学メーカーZeissは、SONYの「Xperia 1 III」とvivoの「vivo X60 Pro」のように2つのブランドと提携を行っている例があるため、Leicaも複数ブランドと提携を行う可能性が十分あります。
HUAWEIとLeicaのパートナーシップが終了となれば残念ですが、HUAWEIに課せられた制裁により出荷数が減少したことも影響を与えているのかもしれません。
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