Googleは、10月1日深夜(日本時間)に同社初となる5G対応スマートフォン「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」を正式発表しました。
しかし、出荷台数を昨年よりも保守的に設定しているようです。
日本経済新聞の英文媒体「NIKKEI ASIA」が報じたところによると、Pixel 5の生産台数は100万台未満になるとのことです。
また、実際の生産台数は80万台まで低くなる可能性を挙げています。
この数字でも驚きですが、Googleは2020年に発表したPixel 4a、Pixel 4a(5G)、Pixel 5の3機種合わせての初期の生産台数を300万台に設定しています。
どうやら、出荷台数の目標も控えめに設定されている模様。
実際、2020年上半期の出荷台数は僅か150万台で前年同期比の410万台から大幅に減少しています。
この出荷台数の減少を、パンデミックによる需要の減少および米中関係の悪化による中国市場での販売台数の減少を理由に挙げています。
市場調査会社 IDCによると、Googleの2019年のスマートフォン出荷台数は720万台で前年比52%増を記録していました。
昨年と比較すると、2020年の300万台の生産台数がいかに低いか明白でしょう。
ただし、Pixel 5とPixel 4a(5G)が実際に市場に投入され人気を得られれば追加生産などで状況が変わるかもしれません。
source(1)