Googleは、独自SoC「Tenser」を搭載し、外観デザインも刷新したPixelシリーズ「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」を今秋発売予定としていますが、その他のスペックもアップグレードされたフラグシップ志向のスマートフォンとなることが明らかになりつつあります。
Android部門の責任者 HiroshiLockheimer氏は、自身のTwitterにて「(Android 12にて新たに実装される)Material Youと壁紙の組み合わせを試している」との投稿とともに一枚のスクリーンショットを添付しました。※既に削除済み
ちなみに、この写真は同氏が東京に向かう際に搭乗したJALボーイング777とのこと。
さて、このスクリーンショットはAndroid 12をプリインストールする「Pixel 6」あるいは「Pixel 6 Pro」で撮られたものだと思われますが、ディスプレイ指紋認証に対応していることが分かります。
また、ステータスバーより米キャリアVerizonの通信を行っており、5G通信にも対応していることが伺えます。
もっとも、GoogleはPixel 3まで背面指紋認証を採用していましたが、Pixel 4にて指紋認証を廃止して顔認証を採用。
そして現行のPixel 5では顔認証を廃止して背面指紋認証を採用した流れがあります。
そして、遂にPixel 6シリーズではディスプレイ指紋認証に対応することがほぼ確実となりました。
一方、海外メディア91mobilesが独自に入手した情報によると、Googleは本社にて大量の33W電源アダプターがテストされているとのこと。
前モデル「Pixel 5」では18Wの急速充電に対応し、18Wの電源アダプターが同梱されていました。
Pixel 6シリーズでは電源アダプターは付属しないとされていますが、Pixel 5の例を参考にすれば、33W電源アダプタに対応するPixel 6シリーズでは最大33Wの急速充電に対応すると自然に考えることができます。
Pixel 6シリーズでは、SoCのアップグレードだけでなくディスプレイ指紋認証への対応の他、急速充電の速度が33Wに強化するなど多方面での性能の向上が期待できるフラグシップ機となりそうです。
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