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【方針転換か】Google Pixel 6のレンダリング画像がリーク、上位モデルの存在も確認される


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今年の秋にも発売されると見られているGoogle製スマートフォン「Pixel」シリーズの新モデル「Pixel 6」のレンダリング画像が公開されました。

Googleの「Pixel」シリーズというと、他のメーカーがライバルメーカーとの差別化のため、メーカーオリジナル機能をゴテゴテとつけていたころに「余計なものがついていない」「素のAndroidスマートフォン」として登場したスマートフォンです。

そういった出自があるからか、開発コンセプトもシンプルなスマートフォンであろうとする姿勢が見えており、デュアルカメラが主流になってもシングルカメラで可能なことを全部試してからとしばらくの間はシングルカメラで製品のリリースを行っていました。
カラーバリエーションもブラックとホワイトをベースとしたシンプルなカラーリングとなっており、ともすれば「地味」とも言われてしまうようなモデルでした。

そんな「Pixel」シリーズが開発コンセプトを大きく方針転換した可能性がリークされたレンダリング画像に見ることができます。
まず目を引くのは背面デザインの上部のオレンジを配色した部分で、続けてカメラ部の出っ張りにも目が行くでしょう。
地味ではないアクセントの利いたカラーデザインの要素を取り込み、カメラ部の強化を図っているようにも見えます。

指紋認証はディスプレイ内認証に

カメラの下には「Pixel」シリーズの特徴である「G」のロゴが見えますが、指紋認証ボタンの姿がありません。
画面側のレンダリング画像に指紋マークが見えるため、「Pixel 6」ではディスプレイ内指紋認証を実装するのだと思われます。

またモデル構成にも変化が起きると見られています。
従来は画面サイズを通常サイズに加えてバリエーションモデルを用意する場合は、画面を大きくした「XL」の2モデル構成で製品リリースを行っていました。
差異があるのは画面サイズだけで中身の性能は同じ設計を行っていましたが、秋に発売すると見られている「Pixel 6」では、性能の差別化を行った「Pixel 6 Pro」も発売されると見られています。

通常版はデュアルカメラ、上位版はトリプルカメラになるとみられる

その証拠とみることができるレンダリング画像が、通常モデルではデュアルカメラとなっているカメラ構成が上位モデルではトリプルカメラとなっています。
トリプルカメラになることで望遠レンズの実装も行われると見られています。
といってもHuaweiやSONYが製品化したようなテレスコープ型ではないようにみえるため、光学ズームの倍率は3倍程度の控えめなものになると予想されているようです。

詳細なスペック等はまだ不明な点が多い「Pixel 6」シリーズですが、今後「素のAndroidスマートフォン」からどういった変化を見せるのか、注意してみていきたい機種と言えそうです。

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