Googleは7月20日、同社製スマートフォン「Google Pixel 4 XL」のバッテリー不具合を受けて、1 年間延長修理プログラムを実施することを発表しました。
対象市場は、米国、シンガポール、カナダ、日本、台湾の5カ国で、該当する市場で「Google Pixel 4 XL」を購入したユーザーは保証期間(通常は2年間)の終了後さらに 1 年間、無償でバッテリー交換を受けることができます。
Googleが発表したバッテリーの不具合事象は以下の通り。
- スマートフォンの電源が入らない
- 手動で再起動やシャットダウンを行っていないのにスマートフォンが突然再起動したりシャットダウンしたりする
- アダプターを使った充電
- ワイヤレス充電
- スマートフォンの使用中に電池が以前より著しく早く消耗する
ただし、Googleによると、携帯通信会社などで購入した場合は、保証について販売者にお問い合わせして下さいとしています。日本ではソフトバンクが「Pixel 4 XL」を販売していましたが、ソフトバンク側からの案内は現時点ではありません。(→ソフトバンクのPixel 4 XLのサポートページ)
「Pixel 」シリーズはGoogle謹製スマートフォンとして、Android OSアップデートや最新のGoogleサービスがいち早く適用されることが大きなメリットですが、最近では「Pixel 5」のGPU性能が低パフォーマンスになっていたりと不具合やバグが多々報告されています。(バグ修正の配信や、不具合の保証を発表するなどのサポートがあるだけ良いですが、、、)
Googleが間もなく発表予定のPixel 6シリーズではハイエンド回帰や独自チップ搭載の噂などで注目度が高まっていますが、改めてソフトウェアおよびハードウェアの完成度にも期待したいところです。
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