米Googleは、Androidスマートフォンで今後使用できるようになる13の新機能を発表しました。これらは日本でも提供予定となっており、それぞれ数週間かけてロールアウトを行っていくとのことです。
13の新機能の内、主要なものを紹介していきます。
日本でもAndroidを内蔵する、Android TVを複数のメーカーが発売していますが、「Google TV」アプリはこれまで米国市場でのみ提供されていました。
しかし、新たに日本市場でも提供されることとなりました。
「Google TV」アプリは、 Android TVに対応するテレビでメディアの操作・テレビの電源・Googleアシスタントの起動・音量調整・テレビ画面の移動・テキスト入力による検索、ログイン情報の入力の操作をスマートフォンで行うことができます。
Android AutoのGoogleアシスタントでGameSnacksのゲームを開き、車載のタッチスクリーンでゲームをプレイできるようになります。(→対応車種)
新たなAndroidアクセシビリティ機能として「カメラスイッチ」が追加
顔の表情と、その表情で行う操作を事前に設定し、カメラスイッチを有効化するとインカメラが表情を認識し、割り当てられた動作を行うというもの。
現在、登録できる表情は「口を開く」「微笑む」「両眉をつり上げる」「左を向く」「右を向く」「上を向く」の6つ。割り当てられる操作は「次へ」「前へ」「長押し」「前方スクロール」「後方スクロール」「ホーム」「戻る」「通知」「クイック設定」「最近」。
この機能は9月30日に利用可能になるとのことです。
Pixelシリーズにて既に実装されていた歩きスマホを注意する「Digital Wellbeing」の「前方注意」機能が他のAndroidスマートフォンでも利用できるようになります。この機能を有効化すると、歩きスマホを検知し、注意されます。
(※無効化することも可能)
こちらも既にPixelシリーズにて実装されていたGoogleフォトのパスコード付きフォルダが他のAndroidスマートフォンでも利用できるようになります。
ロック付きフォルダは、パスコードや指紋認証でロックを解除しないと開くことができず、Googleフォトの通常フォルダではもちろん、他アプリからメディアを選択しても表示されることはありません。
その他、Googleの仮想キーボードアプリ「Gboard」で最新のスクリーンショットをすぐに選択できる機能や電話番号やメールアドレス、URLをコピーすると、クリップボードに主要なスニペットが表示される機能が追加。
Androidの共有機能「NearbyShare」にて「周辺ユーザーとの共有」でファイルを受信できる相手を「全員」「連絡先に登録済みの相手」「非表示(共有しない)」の3段階で設定できるようになります。これにより、知らないユーザーが近くでコンテンツを共有しようとして、自分のデバイスが相手に表示されないようになります。
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