Googleは2月23日(米国時間)、Androidに6の新機能を追加したと発表しました。
以下にて紹介していきます。
「パスワードチェックアップ」の統合
Googleアカウントの標準機能として搭載されている「パスワードマネージャー」を使用すると、ChromeやAndroidアプリのログイン時に要求されるユーザー名やパスワードなどのログイン情報を保存し、自動入力してくれます。この機能の中に、「パスワードチェックアップ」を統合しました。
パスワードチェックツールは、パスワードマネージャーに保存されているログイン情報をチェックし、漏洩状況を確認することができます。
仮にパスワードの漏洩が確認された場合、警告を表示しパスワードの変更を促します。
新機能「パスワードチェックアップ」はAndroid 9以降を実行している端末で利用可能です。
この機能をONにする場合は、設定アプリにて「言語と入力」→「自動入力サービス」で「Google」を選択している必要があります。
特にそれ以外の設定はありませんが、Googleのパスワードマネージャー以外のパスワード管理ツールを使用している場合は、同機能は使えないようなので注意が必要です。
「Google マップ」にダークモードが追加
ダークテーマは、Googleマップの設定にて「Theme」→「Always in Dark Theme」を選択すると利用できます。
Googleは、間もなく世界中のAndroidユーザーに提供を開始するとしており、筆者環境ではダークテーマは未実装でした。
「メッセージ」に送信予約機能が追加
テキストボックスにメッセージを入力し、紙飛行機アイコンの送信ボタンを長押しすると、予約日時の設定が可能です。
スケジュール送信機能は、Android 7以降を実行している端末で利用可能です。
「TalkBack」の改善
より直感的なジェスチャー操作やメニューの統一化、新たな音声コマンドが追加されており、Googleは「アプリの操作や、テキストの選択や編集、メディアの制御などのアクションを簡単に実行できるようになります。」としています。
画面ロック時に「Googleアシスタント」で実行できる操作の追加
これまで、画面ロック時はカレンダーやリマインダーの追加など一部の機能しか実行できませんでしたが、アップデートにより通話の発信やメッセージの送信、音楽コントロール、アラームの設定などの機能を対応させる予定です。
「Android Auto」の改善
また、連絡先や天気の確認やGoogleアシスタントによるサーモスタットの調整などが可能なショートカットをホーム画面に追加
同乗者にディスプレイを見られたくない場合、Android Autoが車のディスプレイに表示されるタイミングを制御するプライバシー機能
大きなディスプレイを搭載する車種の場合、Googleマップやメディアコントロールなどを同時に表示する画面分割機能を追加するとしています。
Android Autoの新機能は、Android 6以降を実行している端末と互換性のある車種にて利用可能です。
同社によると、今後数日中にアップデートが実施される模様です。
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