BlackBerryのスマートフォンが遂に復活します。
現在、BlackBerryのライセンスを所有している米スタートアップOnwardMobilityのCEO PeterFranklin氏は日本経済新聞の取材に対し、「クラシックな物理キーボードを搭載するBlackBerry 5Gスマートフォンを今年発表する。」と述べたことが明らかになりました。
OnwardMobility社は、現在Foxconn Technology Group(鴻海科技集団)傘下のFIH Mobileとパートナーシップを締結しており、BlackBerry端末の共同開発を行っています。
また、同社はライセンス取得直後は北米およびヨーロッパ地域での発売を予定していると述べていましたが、新たにアジア地域でも発売することを明らかにしました。
Franklin CEOは「まず北米と欧州で販売する。アジアも重要で、時期は未定だができるだけ早くやりたい。世界展開に向け各地の通信キャリアと協議している。」と述べており、数ヶ月以内に製品の詳細を発表するとしています。
BlackBerryは1984年にカナダのBlackBerry(旧RIM)社が設立したスマートフォンブランドで2016年、中国TCL集団にブランドライセンスを譲渡
中国TCL集団は、取得したライセンスが2020年8月31日をもって失効することから、同日でブランド終了としていました。
その状況下にて、ライセンスの取得に名乗りを上げBlackBerryブランド継続に踏み切ったのがOnwardMobility社です。
BlackBerry端末は2018年の「BlackBerry KEY2」を最後に新製品が発表されておらず、約3年ぶりの復活となります。
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