バルミューダ株式会社は、2月10日に2021年12月期連結決算(21年1月~12月)を発表し、昨年11月に発売した5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」を含む携帯端末関連事業の売上が28億4700万円であることを明らかにしました。
同社が公開した2021年12月期 決算説明資料によると、携帯端末関連事業の売上高は28.4億円であり、昨年5月の業績予想27億円を僅かに上回る数値となっています。
また、バルミューダの事業全体でも売上高が183.7億円(対前年比+46.0%)、営業利益が15.1億円(同+15.3%)と過去最高の売上高を記録しています。
「BALMUDA Phone」の通常価格はバルミューダー公式サイトで104,800円、ソフトバンクでは143,280円となっています。
携帯端末関連事業の売上高28.4億円を全て端末の売上高とした場合、「BALMUDA Phone」の販売台数は推定で約22,900台となります。(※公式サイトとソフトバンクでの販売台数を5:5と仮定し、平均端末価格の124,040円で計算、ソフトバンク側の販売手数料を無視)
一方、2022年12月期の業績予想では、「BALMUDA Phone」の後継機の発売が決まっておらず、後継機の売上予想を含まない、現行機種「BALMUDA Phone」のみの売上高の予想としています。
そのため、携帯端末関連の売上高は2021年から61.9%減となる10.8億円になる見込みです。
ただし、今後に向けた取り組みとして「BALMUDA Phone」を展開する新ブランド「BALMUDA Technologies」に引き続き注力し、「BALMUDA Phoneの継続的な価値の向上と新商品投入を加速させていく」としています。
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