au(KDDI)は12月9日、5Gスマートフォン向けの新料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」を発表しました。
「データMAX 5G with Amazonプライム」は5Gを含むデータ通信の使い放題にAmazonプライムと動画配信サービス「TELASA」をセットにしたプランで月額料金は9,350円。
先日、NTTドコモが発表したデータ容量20GBと音声通話5分/回かけ放題で月額2,980円の「ahamo」と競合するプランが期待されていただけに消費者からは厳しい声が飛んでいます。
Twitterでは「#さよならau」や「#au解約」のハッシュタグがトレンド入りし、発表当日の12月9日を通してトレンド入りをしている状況です。
しかし、auは「ahamo」に対抗する料金プランを検討している模様。
データMAX 5G with Amazonプライムの発表後、報道陣向けに行われた質疑応答に際して、報道陣から「ahamo」について問われたKDDIの東海林崇副社長は、
「消費者が満足するプランを必ず出していく」と回答し、「ahamo」に対抗する新料金プランを検討していることを示唆しました。
ただし、新料金プランの提供についてメインブランドのauもしくはサブブランドのUQモバイル、新しいブランドになるかは「分からない」とし、詳細についても「今後詰める」と発言し、具体的な明言を避ける形となりました。
「ahamo」の発表は12月3日に行われ、auの新プラン発表の僅か6日前
言わば、先出しじゃんけんのように出された破格のプランに数日で対応するのは難しいと理解ができます。
auは、「ahamo」の提供が開始される2021年3月に合わせて少なくとも、1月下旬から2月上旬には対抗する新プランの発表を迫られます。
KDDIは、菅政権の携帯電話料金の値下げに応じる形で10月18日、サブブランドのUQモバイルで20GBのデータ容量で月額3,980円の「スマホプランV」を発表しています。
4G通信のみで通話かけ放題は含まれておらず、ahamoに対抗するにはUQモバイルの「スマホプランV」よりもお得なプランを打ち出す必要があります。
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