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【サービス終了に向けカウントダウンへ】au、3Gサービスを2022年3月末に終了


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auが2022年3月末をもってauの3G通信サービス「CDMA 1X WIN」を終了することを発表しました。
既に3年前、2018年11月に発表済みの内容ですが、サービス終了までいよいよ4か月切り、カウントダウンに入ったことから利用者に4G・5G通信サービスへの乗り換えを促すために再告知を行ったものとみられます。

2001年にdocomoが「FOMA」でサービスを開始した3Gサービスもついにその役目を終える日が近付いてきたことになります。
docomoやsoftbankも同様に3G通信サービスの終了は計画していますが、softbankは2024年1月下旬とまだ2年近く時間を残しており、docomoはさらに先の2026年3月末となっているため、auがもっともはやく3G通信サービスの終了を迎えることになります。

スマートフォンの利用シーンが増え、相対的に4Gの高速通信サービスの利用も増えていったこと、筆者自身も4G通信サービスを利用するようになってから随分時間が経っているため、3G通信サービスが終了するとどの程度のインパクトがあるのだろうと思いましたが、TV報道の街頭インタビューを見ていると、中高年からシニアといった層でいわゆる「ガラケー」による携帯電話としての利用をしているユーザーも少なくないようで、「スマホはわからない」など3年前に発表済みの話とはいえ、困惑しているユーザーも一定数いるようです。

auの3G通信サービスの終了発表ではありますが、auの通信ネットワークを利用しているUQ mobileも影響を受けるため、UQ mobileでガラケーを利用している方は対象となります。
また少しわかりにくいのが、4G通信サービスを利用しているユーザーでも利用機種が高音質通話サービスの「VoLTE」に対応していない場合、2022年4月1日以降は同じようにサービスを受けることができなくなるとのことです。

サービス終了にともなう解約・休止となるユーザー

なお、auの3G通信サービス「CDMA1X WIN」のユーザーUQ mobileのVoLTE非対応SIMカードを利用しているユーザー2022年3月末で自動解約となるそうです。
自動解約に伴う解除料等は発生せず、4月以降の通信量も当然発生しません。
利用していた電話番号とメールアドレスは2022年6月末まで無料で預かり状態となるため、それまでに4Gもしくは5G通信サービスで再契約を行えば、継続して同じ電話番号・メールアドレスが利用できるようです。
まぁ、継続して利用するつもりがある場合は3月末までに契約変更をするのが賢明でしょう。

auの4G LTEユーザーでVoLTE非対応機種を利用しているユーザーは自動解約とはなりませんが、2022年4月から自動休止の状態となるようです。
休止期間は2022年6月末まででそれまでに契約変更を行わない場合は、自動解約となるようです。
自動休止にともなう事務手数料や休止期間中の料金は発生しないものの、通信サービス自体が利用できなくなるため、この場合も3月末までに機種変更や契約変更を行うのが賢明でしょう。

スマホデビューに向けた商戦が始まる

docomo・softbankより一足先に3G通信サービスの終了を迎えるauですが、サービス終了を間近に控え、これからガラケーからスマホへの切り替えユーザーをターゲットにした「かんたんスマホ」や「あんしんスマホ」などの初心者向けスマホの販売機会、商戦が始まることになるでしょう。
au・UQ mobileはもちろんですが、docomo・softbankにとっても自社の3G通信サービスが終了する際の参考になるとともに乗り換え攻勢をかけるチャンスになるのでしょうね。



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