ASUSの最新フラグシップ機「ZenFone 8」が技適を取得したことが明らかになり、日本で発売されることが濃厚となりました。
総務省は、電波利用ホームページにて「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」を更新し、新たにASUSの「ASUS_I006D」(認証番号:003-210096)が5月7日付けで技適を取得したことを明らかになりました。
今回、技適を取得したASUS製スマートフォン「ASUS_I006D」は既にグローバル向けに発表されている「ZenFone 8」のモデル番号と一致していることから、同社フラグシップ機の「ZenFone 8」が日本で発売されることがほぼ確実となりました。
なお、ASUSはグローバル発表会にて「ZenFone 8」の他に、フリップカメラを搭載する「ZenFone 8 Flip」を発表していますが、現時点ではこちらの工事設計認証(技適)は確認されていません。
近年のAndroidスマートフォンは、6インチ以下の小型スマホの場合はミドルレンジ以下のスペックとなることが多かったのですが、ZenFone 8は現行最上位の「Snapdragon 888」を搭載しています。
ディスプレイは約5.9インチFHD+ 有機ELでリフレッシュレートは120Hz。バッテリー容量は4,000mAh、最大30Wの急速充電に対応しています。
筐体サイズは148.0 × 65.8 × 9.0 mm、重量は169g
詳しい製品情報は、「ZenFone 8が正式発表!5.9インチ有機EL/120Hz、Snapdragon 888搭載」をご覧ください。
認証を取得した対応周波数は以下の通り。
なお、Zenfone 8はnanoSIMカードのスロットを2つ搭載し、デュアルSIMに対応しています。
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28)
TD-LTE (Bands 34, 38, 39, 40, 41, 42)
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
EDGE/GPRS/GSM (850 / 900 / 1800 / 1900 – SIM 1 & SIM 2)
5G Bands: n1,n2,n3,n5,n7,n8,n12,n20,n28,n38,n77,n78
5G Standalone (SA): n77, n78
前モデル「ZenFone 7」シリーズはグローバルで8月に発表され、その後日本では10月にSIMフリー機として発表されています。
そのため、今回もグローバル発表から約2ヶ月後の7月中旬から下旬にかけて発表されるのではないかと予想されます。