昨年秋頃に報じられた、QualcommがASUSと提携し、Snapdragonブランドのゲーミングスマートフォンを発売するという噂を覚えてますでしょうか。
その後、続報がなく単なる噂だったのかと思われていましたが、その噂は確信的なものとする情報が明らかになりました。
中国の認証機関、中国电信设备认证中心(TENAA)のデータベースにASUSのモデル番号:ASUS_I007Dのスマートフォンが掲載されました。
背面パネル下部には「ASUS」のロゴ、中央には「Snapdragon」のロゴを確認することができます。
また、以前ROG Phone 5のファームウェアの解析からSAKE、PICASSO、VODKA3つのコードネームが発見されましたが、その内、VODKAのモデル番号が今回認証されたASUS_I007D
一方、コードネームSAKEとVODKAはそれぞれ、「ZenFone 8」および「ZenFone 8 Flip」として既に発表されています。
そのため、同じくZenFone 8シリーズとして新たにASUS_I007Dが登場することが濃厚ですが、筐体デザインが既存のZenFone 8シリーズと全く異なることから、予てから噂されていたQualcommがASUSと提携して発売するゲーミングスマートフォンであると見られています。
認証情報より、モデル番号:ASUS_I007Dは、6.78インチのOLEDディスプレイ、2.84GHz オクタコア プロセッサ(おそらく Snapdragon 888)、16GBのメモリ、512GBのストレージ、3,840mAhのバッテリー容量、OSはAndroid 11を搭載することが明らかになっています。
ASUSロゴの他に、Qualcommロゴが確認されるため、何らかの形でQualcommが関わっていることは概ね確実でしょう。これまでのスマートフォンとは異なるQualcommの独自機能が搭載されることに期待したいです。
以前のリーク情報では、ASUSがハードウェアの設計と開発を担当し、Qualcommがインダストリアルデザインとパフォーマンスを最適化するソフトウェア処理を担当すると言われています。
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