Appleは来年発売する全てのモデルのiPhoneに”タッチ一体型OLEDディスプレイ“を採用するようです。
韓国メディア ETNewsによると、19日、Appleは2021年モデルのiPhone用ディスプレイ規格(iPhone 13シリーズ)としてタッチ一体型OLEDを注文したとのこと。
注文先は、韓国 Samsung ディスプレイと韓国 LG ディスプレイ。
これまでiPhoneのディスプレイは、パネルにタッチセンサーフィルムを取り付けていましたが、一体型ではフィルムを使用せずパネルにタッチセンサーが統合されています。
タッチ一体型OLEDは、ディスプレイを薄く軽くすることができます。特に工程の簡略化が期待でき従来よりもコストが削減できるメリットがあります。
Appleはこれまでフィルムを使用する方式に固執しており、2007年に最初のiPhoneが発売されてからこれまで継続してタッチセンサーフィルムを採用してきました。
しかし、ここにきて方向転換。
全モデルで採用されるのは2021年のiPhone 13シリーズからですが、2020年秋に発売予定のiPhone 12シリーズの5.4インチ(iPhone 12)、6.1インチ(iPhone 12 Pro / iPhone 12 Max)、6.7インチ(iPhone 12 Pro Max)の内、5.4インチと6.7インチのモデルはタッチ一体型OLEDが採用されるようです。
Samsungでは2017年 Galaxy Note 7で初めてタッチ一体型OLEDを搭載し、2018年頃からAppleでの採用も噂されていましたが遂に実現するようです。
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