Apple先日の発表会にて、iPhone 12シリーズこそ発表しなかったものの5nmプロセスで製造される「A14 Bionic」をリリースしました。
その後、スマートフォンのベンチマーク計測アプリを提供するAntutuはA14を搭載するiPhoneシリーズのAntutuスコアを公開しました。
9月17日 Antutuは、公式Weiboにて「iPhone 12 Pro Max」と見られるスマートフォンのAntutuスコアを公開しました。
同社のバックエンドデータベースに「iPhone 13.4」の型番が付けられたスマートフォンを確認。取得したデータから画面解像度が2688×1242と判明し、「iPhone 11 Pro Max」と一致していることから、これが「iPhone 12 Pro Max」であると判断しています。
iPhone 11 Pro Maxは、メモリ4GB、ストレージ64GB~でした。
つまり、メモリを増やしただけでなく、ストレージが最低128GBからとなる可能性があります。
Antutuスコアは572,333であり、そのうちCPUスコアは167527、GPUスコアは222071、MEMスコアは100808、UXスコアは81927です。
iPhone 11 Pro Maxの平均スコアと比較して、合計スコアは9.1%増加、CPUスコアは16.7%増加、GPUスコアは3.6%増加、MEMスコアは21.9%増加、UXスコアは2.1%減少しています。
特に、GPU性能はほとんど向上していない模様。
また、UX性能の変化もありません。このUXスコアは通常リフレッシュレートに左右されるため、スコアの向上がないことはiPhone 12 Pro Maxが60Hzのリフレッシュレートであることを裏付けています。
Antutuは、A14を「パフォーマンスは間違いなく不十分。しかし、iPhoneのバッテリー持ちを確保するための妥協案である可能性が濃厚だろう。」と評しています。
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