Appleは3月1日(現地時間)、ロシアでAppleの全製品を販売停止すると発表しました。
これは、ロシアのウクライナ侵攻に対する措置で、2月26日よりウクライナ副首相ミハイロ・フェドロフ(Mykhailo Fedorov)氏が、AppleのCEO ティム・クック(Tim Cook)氏に対して要請していたものです。
Appleは既にロシア向けの輸出を停止し、決済サービス「Apple Pay」の利用を制限しています。
また、ロシア国外の「Apple Store」からロシア国営メディアのRTニュースとスプートニクニュースのアプリをダウンロードすることができなくなっています。
Appleは声明で「私たちはロシアのウクライナ侵攻を深く懸念しており、暴力の結果として苦しんでいるすべての人々の側に立っています。私たちは人道的取り組みを支援し、難民危機の支援を提供し、地域のチームを支援するためにできる限りのことを行います。」と表明しています。
筆者が確認したところ、ロシアのApple Storeにて製品を購入しようとすると、「Apple Storeは現在閉鎖中です」と表示され注文を行うことができませんでした。
なお、ウクライナをこれらの措置に加え、ロシア国内からアプリストア「App Store」へのアクセスをブロックするように要請していますが、こちらの措置は行われていません。
source(1)