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「AnTuTuベンチマーク」にバッテリーテストが追加!バッテリーの劣化や充電中の温度や電力を表示


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Antutu

スマートフォンのCPUやGPUなどの性能を測定できるベンチマークアプリ「AnTuTuベンチマーク」にてバッテリー性能を測定する機能が新たに追加されました。

Antutuベンチマークのバージョン9.2.7にてバッテリー性能を測定する機能に対応し、ホーム画面に「バッテリーテスト」の項目が追加されています。

なお、iOS版のAntutuベンチマークはバージョン9.0.7であり、現時点ではバッテリーテストには対応していません。

このバッテリーテストの精度を高めるために、以下のような手順と注意点が紹介されています。

  • バッテリー容量が30%以下のときにテストを開始し、満充電されるまで待ちます。(※31%以上のときにテストを行なっても詳細なテスト結果が表示されません。)
  • 純正の充電器を使用し、PC等のUSBポートを用いて充電を行わない。
  • ホーム画面 右上の設定から「温度モニター」を有効し、端末の状態を確認できるようにします。(テスト後に無効化することもできます。)
  • バッテリーテストが中断されないように、アプリを終了しない。
なお、バッテリーテスト中は、できるだけバックグラウンドで電力を消費するアプリを停止するように推奨されています。また、テスト中は画面をOFFにして、その他の操作を行わないようにも推奨されています。

このバッテリーテストにて測定できる項目は、バッテリー設計容量、現在のバッテリー最大容量、充電時間、バッテリー残量の変動。
そして、バッテリー残量が30%未満の際にバッテリーテストを行なった場合は詳細なテスト結果として、充電中の温度の推移、充電中の電流(A:アンペア)と電圧(V:ボルト)を含む電力(W:ワット)の推移が表示されます。

それぞれ、時間軸でグラフになっており直感的に見やすいUIとなっています。

昨今では、急速充電に対応するスマートフォンも多く、その中でも120W充電などに対応するフラグシップ機では、充電時の発熱やバッテリーの劣化が懸念されています。その部分をAntutuでも測定できるようになったのは嬉しいアップデートです。バッテリーの状態を確認するために、テストを行なってみても良いでしょう。

なお、AntutuベンチマークはGoogle Playストアから削除されており、新たにインストールする場合は以下の記事で紹介しているような手順となります。Google Playストアで「Antutu」と検索すると類似のアプリが表示されますが、本家とは関係のない偽アプリですので注意しましょう。

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