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2022年2月度のAntutuランキングが発表。怪物「Red Magic 7」が圧巻のスコアを叩き出す!


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Nubia Red Magic 7

スマートフォンのベンチマークソフトを提供するAntutuは3月2日、2022年2月度におけるベンチマークスコアのランキングを発表しました。

2022年2月度:Android端末 Antutuランキング

2022年2月1日から2月28日の1ヶ月間に収集されたデータの内、各端末の上位1,000のスコアから算出した平均スコアが比較対象とされています。
また、Antutuのスコアは端末のメモリとストレージ容量・性能が加味されますが、それぞれ最上位の構成が優先されています。計測スコアはAntutu v9。

ハイエンド部門

2022年2月度のAndroidスマートフォンにおけるAntutuランキングで首位に輝いたのは、Nubiaのゲーミングスマートフォン「Red Magic 7 / 7 Pro」の1,046,401点です。

「Red Magic 7 / 7 Pro」は、スマートフォンでは珍しい空冷ファンを含んだ9層からなる強力な冷却システムを搭載。そして、空冷ファンの冷却効率を高めるために筐体に吸気口が1つ、排気口が2つ備えられています。

Antutuによると、この冷却システムがSnapdragon 8 Gen 1の性能を最大限に引き出しており、他のSnapdragon 8 Gen 1搭載機にスコアで差を付けていると説明しています。

また、同端末は165Hzのリフレッシュレートに対応。こちらも他の120Hz対応のフラグシップ機にUXスコアで差を付ける要因となっているとのことです。

一方、「Red Magic 7 / 7 Pro」の競合機種となるXiaomiのゲーミングスマートフォン「Redmi K50 Gmaing」は980,611点で7位にとどまっています。
Antutuによると、「Redmi K50 Gmaing」はパフォーマンスモードをONにすれば100万点を超えることは可能。しかし、デフォルトでは同機能はOFFになっており、Xiaomiは安定した電力消費と温度を維持するために、通常の状態ではCPUのクロック周波数を抑えていると説明しています。

また、今回のランキング選定には間に合いませんでしたが、先日発表されたばかりのLenovoのゲーミングスマートフォン「Lenovo Legion Y90」が次回のチャンピオンになるだろうとAntutuは期待を寄せています。
「Lenovo Legion Y90」は、空冷ファンを2基備え、筐体側面に吸気口と排気口をそれぞれ2つずつ搭載しています。また、144Hzのリフレッシュレートに対応し、UFS 3.1にSSDを加えたRAID0構成の高速ストレージを備えています。

期待の新星「Lenovo Legion Y90」はどれほどのAntutuスコアを叩き出すのか非常に楽しみです。

ミドルレンジ部門

昨今、3〜4万円程度のミドルレンジ帯の価格ながらもSnapdragon 870等の準ハイエンドSoCを搭載するスマートフォンが増えており、ミドルレンジの定義が曖昧になっています。
そこで、Antutuは、QualcommまたはMediaTekがミドルレンジチップとして発表したSoCを搭載するスマートフォンをここではミドルレンジ機と定義すると前置きしています。

ミドルレンジ部門では先月から大きな変更はなく、フラグシップ機レベルのメモリとストレージ規格であるLPDDR5(6400Mbps)とUFS 3.1を備える「IQOO Z5」がトップに君臨しています。

昨年の同時期はMediaTekのDimensity 820の一強が続いており、ミドルレンジ部門ではQualcomm製チップはTOP10にも入っていませんでした。
しかし、今となってはSnapdragon 778を中心にQualcomm製のミドルレンジチップが覇権を握っています。

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