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Samsung スマートフォン

【新Wear OS搭載】新型スマートウォッチ「Galaxy Watch 4 / Watch 4 Classic」が発表


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Galaxyシリーズのファンならずとも楽しみにしていた方は少なくなかったと想像できるSamsungの新製品発表会「Galaxy Unpacked 2021」が日本時間の「8月11日(水)23時」よりオンラインで開催されました。
新製品発表の先頭を切ったのは、Googleのスマートウォッチ新OS「Wear OS 3」を搭載した新スマートウォッチ「Galaxy Watch 4」と「Galaxy Watch 4 Classic」でした。

SamsungとGoogleが共同開発したWear OS 3

Galaxy Watch 4シリーズは、Googleと提携し、Wear OSとTizenが統合された「Wear OS Powered by Samsung」を搭載します。

「Galaxy Watch」シリーズはこれまで独自OS「Tizen」を採用してきましたが、 「Galaxy Watch」シリーズ の更なる飛躍のためにこれまでの知見をGoogleの「Wear OS」に提供し、お互いの良いところを組み合わせたようなものに。
「Galaxy Watch 4」 シリーズ は新OS「Wear OS 3( Wear OS Powered by Samsung )」 を搭載したスマートウォッチの「初号機」としてリリースされます。

これにより、「Tizen」によって実現していた 「Galaxy Watch」 の機能を落とさずにGoogle MapなどのGooleサービスやアプリがGalaxy Watch上で利用可能になるという進化を遂げています。

GoogleMapなどのGoogleサービスが利用可能に

「Galaxy Watch 4」 のシリーズ構成は 、ディスプレイ部がフルフラットとなっている一般的なスマートウォッチデザインの「Galaxy Watch 4」40mmケースと44mmケースの2モデル、ディスプレイの周りに「Galaxy Watch 3」でも採用していた操作機能を兼ねた回転ベゼルを設置し、クラシックな時計スタイルに近い「Galaxy Watch 4 Classic」42mmケースと46mmケースの2モデル2種類、4モデル構成で展開されることになります。

それぞれのモデルのディスプレイサイズは40mm/42mmケースの小型モデルが1.19インチ44mm/46mmケースの大型モデルが1.36インチとなっています。

サイドボタンの印象がデザインには大きな影響

個人的な感想となりますが、サイドに設置された大きなボタンの印象が強いせいか、「Galaxy Watch 4」初期「Galaxy Watch」のデザインに回帰しているようにも感じます。

「Galaxy Watch 4 Classic」もディスプレイの外周部の回転ベゼルがクラシックな時計スタイルに近いデザインを実現していますが、大きなサイドボタンがクラシックスタイルを少し崩してしまっているように感じるため、スマートウォッチがクラシックな時計デザインに融合していくという意味では一歩後退してしまったようにも感じ、少し残念に思います。

生体センサーは大きな進化

しかし、機能面では見た目や「Wear OS 3」搭載によるGoogleサービスとの親和性アップ以上に大きな進化を遂げており、「光学式心拍センサー」「心電センサー」「生体電気インピーダンスセンサー」3つの生体センサーを統合した「Samsung BioActive Sensor」を搭載しており、様々な生体情報を取得することができるようになっています。

従来モデルでも実現していた「血中酸素濃度」の測定を睡眠時に継続して測定することができるようになっています。

サイドボタンにも生体センサーを搭載

また、クラシック時計デザインから後退するような大きなサイドボタンを搭載する必然性ともつながるのですが、サイドボタンには生体センサーが搭載されており、サイドボタンのセンサーとディスプレイ裏のセンサーを合わせることで体組成計などのBIAデバイスで実現している体脂肪率や体内水分量などの測定を可能とし、わずか15秒の間に2400以上のデータを最大98%もの精度で測定することができるようになっています。

スマートウォッチで体組成をわずか15秒で測定できるというのは驚異的と言えるでしょう。

様々な生体情報を取得可能に

「Samsung BioActive Sensor」 によって測定可能となった生体情報は「体組成(Body composition)」、「血中酸素濃度(Bolld oxygen)」、「血圧(Blood pressure)」、「心電図(ECG)」と大きく進化しており、 「Galaxy Watch 4」 によって非常に高度な健康管理を行うことができると言えるでしょう。

多くの国、地域で認証済みの血圧測定とECG機能

なお、血圧測定とECG機能については販売する国や地域ごとに認証を得る必要があり、多くの地域で認証を取得済みと発表していますが、そのリストの中に日本が含まれていないのが少し残念です。

多くの国で認証済みの機能ということを考えると、機能そのものに問題があるとは考えにくいため、日本の認証も早く取得できることを望みます。

対応するワークアウトの種類は非常に多くなっている

対応するワークアウトの種類も非常に多くなっており、ランニングや水泳はもちろんウェイトトレーニングなど全部で95種類のワークアウトに対応しています。

また、トレーニングをより効果的かつ楽しむためにチームや家族で歩数などトレーニングスコアを競う機能も搭載しており、個人で保有する以外にも家族やスポーツチームで保有することでより効果的かつ楽しく利用することができるスマートウォッチに仕上がっていると言えます。

家族やチーム内でのスコアを競うことも可能に

「Galaxy Watch 4」 シリーズの国内発売時期は現在のところ不明ですが、早い地域では「8月27日」から販売が開始されることがあわせて発表されています。

価格は 「Galaxy Watch 4」 が249.99ドル(約27,500円)「Galaxy Watch 4 Classic」 が349.99ドル(約38,700円)となる見込みのようです。
かなり進化した「Galaxy Watch 4」 シリーズ、日本での発売が今から楽しみなモデルと言えます。

速い地域では8月27日から発売
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