
POCOは7月28日、新型スマートフォン「POCO X3 GT」を正式発表しました。今年3月に発表された「POCO X3 Pro」に続く、POCO Xシリーズの最新機種で、中国市場にて既に発売済みの「Redmi Note 10 Pro(中国版)」とスペックや外観は全く同じで端末名だけが異なるリブランドモデルとなっています。
なお、日本市場で発売中の「Redmi Note 10 Pro(日本版)」とは異なります。

POCOが7月に発売した「POCO F3 GT(Redmi K40 Gaming Editionのリブランドモデル)」はMediaTekの最上位SoC「Dimensity 1200」が搭載されていましたが、本機「POCO X3 GT」は、その1段階下位のSoC「Dimensity 1100」が搭載されています。
ただし、「Dimensity 1200」と「Dimensity 1100」には大きな性能差はなく、 「Dimensity 1100」のAntutuスコア(v8)は約60万点。「POCO X3 GT」は実行メモリ8GBということでハイエンド相当のパフォーマンスが期待できます。

リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大240Hzに対応します。
有機ELディスプレイではなく、液晶ディスプレイの搭載となりますが、コンテンツに応じてリフレッシュレートが切り替わる可変式リフレッシュレートに対応しています。



POCOによると、約42分で0%から100%までのフル充電が可能とのことです。
筐体サイズは163.3×75.9×8.9mm、重さは193g
その他、生体認証は指紋認証(側面)と顔認証に対応し、ステレオスピーカー搭載、3.5mmイヤホンジャックは非搭載

対応バンドと価格は以下のとおりです。
- 4G : 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28A/38/40/41/42
- 5G : n1/n3/n28A/n41/n77/n78
- 8GB+128GBモデル:299ドル(約32,000円)
- 8GB+256GBモデル:329ドル(約36,000円)