Xiaomiは7月4日、中国にて新製品発表会を開催し、Xiaomi 12Sシリーズより「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」「Xiaomi 12S Ultra」の3機種を正式発表しました。
本記事では、最上位モデル「Xiaomi 12S Ultra」のスペック概要をお伝えします。
Xiaomi 12S Ultraのスペック
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載
Xiaomi 12S Ultraは、同日発表されたXiaomi 12SとXiaomi 12S Proと同じく、Qualcommの最新ハイエンドSoC「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。メモリは、8GB/12GB(LPDDR5)、ストレージは256GB/512GB(UFS 3.1)を備えます。
また、冷却システムとして葉の静脈が水を吸収する方法からヒントを得たと言う、新たな3D冷却システムを採用し、熱伝導率を向上させています。
2K LPTOディスプレイ
画面は、6.73インチ WQHD(3200×1440)のAMOLEDディスプレイを搭載。また、LPTO 2.0による1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応します。画面サイズや解像度は、下位モデルのXiaomi 12S Proと同じです。
4860mAh + 67W急速充電
なお、Xiaomi 12S Proは120W急速充電に対応していますが、Xiaomi 12S UltraではXiaomi 12Sと同様の67W急速充電となっています。
また、急速充電チップ「Surge P1」とバッテリー管理チップ「Surge G1」の2つの独自チップが搭載されています。
これら2つの独自チップを搭載することにより、バッテリーの安全性を保護すると同時に、経年劣化を遅らせ、バッテリー持ちを改善したとのこと。
1インチセンサー IMX 989を搭載
カメラは、5000万画素 メイン(IMX 989 / OIS)、4800万画素 望遠(光学5倍 / OIS)、4800万画素 超広角のトリプルカメラに加え、dToFセンサーとフリッカーセンサーが搭載されます。なお、すべてのカメラにLeicaレンズが採用されています。
iPhone 13 Pro Maxに搭載されるセンサーと比較すると、面積が2.72倍の大きさとなります。
望遠カメラには、4800万画素のIMX 586(OIS)が採用されており、最大120倍のズームが可能です。
また、メインカメラにはハイパーOIS(光学式手ブレ補正)が搭載されており、通常のOISよりも強力な手ぶれ補正を実現します。
Xiaomi 12S Ultraのカメラ性能は何が凄いのかについて、以下の記事にて詳しく解説しています。
防水防塵に対応
その他、IP68の防水防塵に対応し、Harman Kardon監修のステレオ・デュアルスピーカーを搭載します。筐体デザインは大きなカメラが特徴的でレンズ周りには23金コーティングを施した合金を採用し、背面は革のような質感のシリコン製パネルが採用されています。
サイズは163.17 × 74.97 × 9.06mm、重さは225g
カラーは、ブラックとグリーンの2色が用意されています。
Xiaomi 12S Ultraの価格
- 8GB+256GB:5,999元(約122,000円)
- 12GB+256GB:6,499元(約132,000円)
- 12GB+512GB:6,999元(約142,000円)