
vivoは、同社初となる折りたたみスマートフォン「vivo X Fold」を中国市場にて正式発表しました。
目次
vivo X Foldのスペック
メインディスプレイは8インチ、2K、120Hz

いずれも、有機ELディスプレイが採用されており、リフレッシュレートは120Hzに対応します。

アスペクト比はメインディスプレイが4:3.55、カバーディスプレイが21:9となっています。
また、興味深いことに内側と外側の両画面ともパンチホール式のインカメラと超音波式の指紋認証センサーが搭載されています。
隙間は0.1mm未満

vivo X Foldを折りたたんだ際の隙間は0.12mm未満になるとのことです。
30万回の開閉に耐える耐久性

また、ヒンジは60°から120°の間で開き具合を調整することができ、自立させることも可能です。
隙間0.12mm未満、開閉操作30万回と具体的な数字を出してきたことでvivoの自信の高さが伺えます。
Snapdragon 8 Gen 1を搭載

このハイエンドSoCを冷却すべく、総放熱面積は27,217㎟の冷却システムも搭載されています。
同社公表のAntutuスコアは、1,015,397点です。
5000万画素を含むクアッドカメラを搭載

メインカメラと望遠カメラは、OIS(光学式手ぶれ補正)が搭載されており、望遠カメラは光学5倍、デジタルで最大60倍のズームに対応します。
ZEISSレンズを搭載

vivo X 70シリーズやXperia 1シリーズでも見られるようにvivo X Foldはカメラ部にZEISSロゴの他、ZEISS T *コーティングも施されています。
T *コーティングとは、レンズにコーティングを施して、レンズ表面の光の反射を抑え、レンズの透過率を上げることでレンズ表面から入った光をセンサーまで届けようとする技術です。

もちろん、画面を開くことでリアカメラでも自撮りを行うこともできます。
66W有線+50W無線充電に対応

同社によると、有線では37分で満充電ができる他、13.5時間の連続動画再生が可能なバッテリー持ちとしています。
なお、80Wの窒素ガリウム(GaN)のPD充電器が同梱されます。
スライド式の物理キーを搭載

iPhoneは、左側面のサイレントスイッチを後方にスライドさせることでマナーモードに切り替えることができますが、Androidスマートフォンの多くはボタン式となっており、ボタンで音量調節を行うか、画面上部から下にスワイプして表示されるクイック設定パネルでマナーモードに切り替える必要があります。
通常のスマートフォンの場合は気になりませんが、折りたたみスマートフォンの場合は通常画面を閉じているため画面を操作すること無く側面からワンタップでマナーモードに切り替えることができるのは嬉しいです。

筐体サイズは162.01 x 144.87 x 6.28~7.40mm、折りたたんだ際は162.01 x 74.47 x 14.57~14.91mm、重さは311gとなっています。

vivo X Foldの価格

価格は下記の通りです。
- 12GB+256GB:8,999元(約177,000円)
- 12GB+512GB:9,999元(約197,000円)