これまでのXperiaシリーズも、SONYが持つこだわりとポテンシャルを十分に詰め込んだ魅力あるモデルでしたが、これまでのネーミングルールを破るほどに進化した新しいXperia1は、もはやスマートフォンといっても良いのかというぐらい、超ハイエンドスマートフォンに生まれ変わってきました。
その生まれ変わったXperia1の進化をくまなくチェックしていきましょう。
目次
Xperia1を3行でまとめると、、、
- 映画と同じアスペクト比21:9を実現
- 本気を出したトリプルレンズカメラ
- マルチウィンドウで作業を効率化
Xperia1のファーストインプレッション
Xperia1の基本情報:スペック
価格 | ドコモ:103,032円 au:112,320円 ソフトバンク:136,320円 |
OS | Android 9 Pie |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB 外部メモリ SDXC512GB対応 |
Antutuスコア | – |
ディスプレイ | 6.5インチ OLEDディスプレイ アスペクト比 21:9 |
カメラ | アウト: 標準 12.2MP F値1.6 望遠 12.2MP F値2.4 超広角 12.2MP F値2.4 イン:8MP F値/2.0 |
バッテリー | 3,200mAh |
カラー | ドコモ:ブラック、パープル au:ブラック、グレー、ホワイト、パープル ソフトバンク:ブラック、ホワイト、パープル |
重量 | 178g |
対応バンド | ドコモ / au /ソフトバンク |
Xperia1の付属品
- USB TypeC – 3.5Φ 変換ケーブル(テレビアンテナ機能付)
Xperia1のデザイン
6.5インチディスプレイなのに片手持ちしやすいスタイリッシュなデザイン
Xperia1に採用されたOLEDディスプレイは、スマートフォンの中でも大きめな部類に入る6.5インチを搭載したモデルとなっています。それでいてなぜか片手で非常に持ちやすいデザインとなっているので「本当に6.5インチもあるのか」と、少し疑ってしまうほども持ちやすさでした。
このXperia1の持ちやすさの理由は、ディスプレイのアスペクト比にありました。
映画館で上映される映画と同じアスペクト比を実現したXperia1は、前モデルのXperiaXZ3と比べても高さが9mmの増えています。さらに幅を1mm減らすことに成功したおかげで、さらなる持ちやすさを手に入れたのでしょう。
しかもこのデザインを採用したことでXperia1は、さらなる使い勝手の良さを手に入れることになりました。
それが映画をディスプレイいっぱいに映し出すことができるようになったことと、 2つのアプリを同時にディスプレイに表示することができる「21:9マルチウィンドウ」です。
今までスマートフォンで映画を見るとき、ディスプレイの上下部分が黒くなってしまい、全体的に小さく見えていました。
これがXperia1のアスペクト比とディスプレイサイズなら、ディスプレイ全体に映画を映し出す事ができるので、映画館で映画を楽しむぐらい没頭してしまい、時間が経つのを忘れてしまうでしょう。
Xperia1の性能
世界初4K HDRを搭載
Xperia1はSONYならではの映像に対するこだわりが、たくさん詰め込まれたスマートフォンに仕上がっています。画像の暗い部分と明るい部分の境界線をクッキリ見せるHDRを、4K画質にも対応させた4K HDRを搭載しました。これにより4Kでも、よりリアルに美しく臨場感あふれる映像を写すことができるようになります。
この恩恵は、Xperia1に搭載されたトリプルカメラで撮影した写真や動画を閲覧するときにも発揮されるので、何げなく撮ったシーンでも美しい思い出の1枚として残すことができます。
2つのアプリを同時表示「21:9マルチウィンドウ」
先程もちょっとだけ触れましたが、パソコンなら簡単に複数のアプリを横に並べて閲覧したり作業することができますが、これまでのスマートフォンで同時に2つアプリを画面に表示することはできませんでした。Xperia1に搭載された6.5インチのディスプレイは、できなかった2つのアプリを同時に表示させることができるようになったのです。
2つのアプリを並べて表示することで、例えばYoutubeを見ながらTwitterでフォロワーたちと盛り上がったり、マップアプリで目的地を確認しながらメールやLINEなどでレストランを探したり、ネットショップのページを2つ表示すればどちらのお店の方が安く購入できるか比較したりすることができます。
この表示させるアプリの組み合わせで、利用方法は無限に広がります。
Xperia1があれば、もう煩わしいアプリの切り替えをしなくても、必要なことを同時にこなすことができるようになりますね。
妥協のないトリプルカメラへ
Xperia1は、Xperia史上初となるトリプルレンズを搭載したモデルとなりましたが、それ以外にも気になる進化を遂げています。例えばカメラで被写体にピントを自動で合わせるオートフォーカス機能も、被写体の瞳を捉えてピントを合わせる「瞳AF」機能を搭載しました。
これで今まで以上に正確に被写体にピントを合わせることができるため、ポートレート撮影などに効力を発揮するでしょう。
また最近のスマートフォンでは当たり前のようになってきた「暗所で撮影」でも、F値1.6のカメラを搭載したXperia1では、過去のXperia XZ1から約4倍も明るく鮮明に撮影ができるようになりました。
しかも暗所の撮影でも被写体にピントが合うように、デュアルフォトダイオード付きイメージセンサーを搭載、これで失敗の多かった暗所での撮影もしっかり被写体を捉えて撮影することができるようになります。
さらにこれまでのモデルに搭載されてきた背景をぼかす機能や、1秒間に960コマの撮影を行うスーパースローモーション撮影などもちゃんと搭載されています。
まとめ:Xperia1は買いか否か
Xperiaが好き、ソニーが好きな人たちは、今までのXperiaでは味わえなかった最高の体験ができるXperia1は、間違いなく買い換えるべきモデルです。特にXperia1に搭載されているカメラやその撮影機能については、すでにプロカメラマンが使用する撮影機材に匹敵するレベルに達しているといえるでしょう。
さらに撮影した動画や写真を美しく見せるためのディスプレイ性能といい、本当にどれをとっても一切の手抜きがないこだわり抜いたモデルに仕上がっています。Xperia1で映画やCM、雑誌を飾るモデルを撮影する監督も出てくるのではないでしょうか。
スマートフォンの領域を完全に脱したXperia1は、これまでもXperiaシリーズを使ってきた人もiPhoneや他のメーカーのスマートフォンからの乗り換えユーザも、満足するモデルといっても過言ではありません。