SONY(ソニー)は5月11日、新製品発表会を開催し、フラグシップ機「Xperia 1 IV」を正式発表しました。
Xperia 1 IV:スペック
6.5インチ OLED 4K HDR
Xperia 1 IVの画面は、6.5インチ OLEDディスプレイの4K HDR。引き続き、アスペクト比21:9でリフレッシュレートは120Hzに対応します。また、240Hz相当の残像低減に対応し、画面輝度は前モデルから50%向上した他、視聴環境やコンテンツに応じて輝度を最適化する「リアルタイムHDRドライブ」をサポートします。
カメラは3眼で、1220万画素の16mm(超広角)、24mm(広角)、そして望遠が85-125mmの光学ズームを採用。そして、3D iToFセンサーも搭載されます。
前モデル「Xperia 1 III」では、70mmと105mmを切り替えられる可変式望遠レンズが搭載されており、その間の焦点距離はデジタルズームで補完する方法が取られていました。
一方、Xperia 1 IVでは、85mm-125mmの光学ズームに対応しており、85mm-125mmのすべての焦点距離で光学ズームが可能となります。
また、3つのリアカメラすべてで120fpsの高速読み出し、4K 120fpsスローモーション撮影に対応します。この他、リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングなどもすべてのカメラで利用できるようになっています。
Xperia 1 IVでは、Videography Proアプリから直接YouTubeへライブ配信ができる機能が搭載されています。もちろん、設定や画質はそのままです。
Snapdragon 8 Gen1を搭載
SoCはSnapdragon 8 Gen 1を搭載し、メモリは12GB、ストレージは256/512GBを備えます。バッテリー容量は5,000mAhを搭載し、ワイヤレス充電に対応。急速充電(USB PD)にも対応し、30分で50%の充電が可能とのこと。
また、充電しながらのゲームを快適にするために、ゲーム時に使用される電力のみをバッテリーを介さず、直接給電する「HSパワーコントロール」に対応します。これにより、充電による発熱を抑制します。
サウンド面を強化
新しいドライバーとエンクロージャーにより低音域の音圧を20~50%向上させたフルステージステレオスピーカーを搭載。また、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、BluetoothオーディオではLDACコーデックに対応します。
さらに、録音機能では「Music Pro」アプリを提供します。クラウドプロセシングサービスで、ノイズを除去し、ソニーの高性能真空管マイクの周波数特性やスタジオ録音機材の繊細で良質な響きを再現するとのことです。
OSはAndroid 12を搭載。防水(IPX5/IPX8)と防塵(IP6X)に対応。生体認証は指紋認証に対応します。
また、国内キャリア版はおサイフケータイを搭載します。
筐体デザインは前モデルから変化なしで、筐体サイズも全く同じ。
筐体サイズは約71×165×8.2mmで、重さは185g(Sub 6モデル)、187g(ミリ波対応モデル)
カラーは、ブラック、アイスホワイト、パープルの3色が用意されています。
Xperia 1 IVは、2022年6月上旬以降に発売予定。
国内キャリアでは、ドコモ、au、ソフトバンクが取り扱いを表明しています。
ドコモ版のXperia 1 IV SO-51Cは、190,872円
au版のXperia 1 IV SOG06は、192,930円
ソフトバンク版は価格未公表。
auでは既に予約受付を開始しており、Xperia 1 IVを予約し購入した方全員に10,000円相当のau PAY残高を還元するキャンペーンを実施。これに加え、au Online ShopでXperia 1 IVを購入し方全員に5,000円相当のソニーポイントを還元するキャンペーンも実施されています。
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