Samsungが展開するミドルクラスの「Galaxy A」シリーズの新モデル「Galaxy A13」と「Galaxy A23」の2機種がグローバル向けに発表されました。
どちらの機種も低価格モデルながらクアッドカメラに5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したモデルとなっています。
少しややこしいのが昨年12月にアメリカで発表されたトリプルカメラの低価格5Gモデル「Galaxy A13 5G」と今回発表された「Galaxy A13」は同じ「A13」というモデルナンバーが与えられていますが、カメラ構成が違う通り別モデルです。
同じ「Galaxy A」シリーズの新モデルでモデルナンバーが「A13」と「A23」の隣り合わせの機種ということもあり、兄弟モデルのようなスペックに仕上がっています。
どちらもメインカメラに5000万画素、超広角とマクロ、深度測位のクアッドカメラ構成でメイン以外の画素数も同じになっています。
フロントカメラもおそろいで800万画素のカメラを発表資料に「V-CUT」と記載した水滴型のノッチに搭載しています。
本体サイズは少しずつ異なるもののディスプレイサイズは同じ6.6インチのFHD+解像度です。
差異が出てくるのはバッテリーの高速充電の対応状況、メモリとストレージ容量、それからOcta-Coreとコア数のみ記載となっているため、SoCの種別は明らかになっていないものの、コア周波数が「Galaxy A23」の方が少し上になっており、カメラ・ディスプレイはおそろいになっているものの、モデルナンバーが上位となる「Galaxy A23」の方が基本スペックで若干の差をつけています。
日本での取り扱いを含めて発売地域は明らかになっていませんが、兄弟機種でスペックが差が非常に少ないことと、既存の「Galaxy A」シリーズの採用状況を考えると日本国内への採用があったとしても両方発売されることはないと考えられます。
auが「Galaxy A20」と「Galaxy A21」を、docomoが「Galaxy A21」と「Galaxy A22」を発売していることから現行モデル「Galaxy A22」を販売しているdocomoが「Galaxy A23」の最有力候補、auが対抗候補と言ったところでしょう。
ただ、「Galaxy A13」、「Galaxy A23」どちらも対応ネットワークがLTEのみの「4Gスマートフォン」となるため、既に主戦場を5Gに移している現在のdocomo、auが採用するのは難しいかもしれません。
「Galaxy A13」および「Galaxy A23」の価格は未定です。
モデル名 | Galaxy A13 | Galaxy A23 |
OS | Android12 | Android12 |
サイズ | 縦:165.1mm 横:76.4mm 厚さ:8.8mm | 縦:165.4mm 横:76.9mm 厚さ:8.44mm |
重さ | 195g | 195g |
ディスプレイ | 6.6インチ 2408×1080ピクセル(FHD+) | 6.6インチ 2408×1080ピクセル(FHD+) |
メインカメラ | クアッドカメラ 5000万画素(メイン・F1.8) 500万画素(超広角・F2.2) 200 万画素(マクロ・F2.4) 200 万画素(深度測位・F2.4) | クアッドカメラ 5000万画素(メイン・F1.8) 500万画素(超広角・F2.2) 200 万画素(マクロ・F2.4) 200 万画素(深度測位・F2.4) |
フロントカメラ | シングルカメラ 800万画素(F2.2) | シングルカメラ 800万画素(F2.2) |
CPU | Octa-Core 2.2GHz+2.0GHz | Octa-Core 2.4GHz+1.9GHz |
メモリ | 3GB・4GB・6GB | 4GB・6GB・8GB |
ストレージ | 32GB・64GB | 64GB・128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) | microSDXC(最大1TB) |
バッテリー | 5,000mAh 15W Super Fast Charging | 5,000mAh 25W Super Fast Charging |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
対応ネットワーク | LTE | LTE |
カラーバリエーション | Blue Peach White Black | Blue Peach White Black |