realmeは5月26日、新型タブレット「realme Pad X」を中国市場にて正式発表しました。
realme Pad X:スペック
Snapdragon 695を搭載
realem Pad Xは、SoCにSnapdragon 695を備え、メモリは4GB/6GB(LPDDR4X)、ストレージは64GB/128GB(UFS3.1)を備えるミドルレンジタブレットとなります。なお、最大512GBのmicroSDカードによる外部ストレージに対応します。
同社公表のAntutusスコアは400,425点!
今年9月に発表された「realme Pad」はHelio G80を搭載するエントリークラスのタブレットでしたので、性能は非常に向上しています。
ただし、相対的に見るとSnapdragon 695は「Xperia 10 IV」や「AQUOS wish2」などのミドルレンジ機に搭載されるSoCですので、重いゲームをプレイする用途には向きません。
11インチ 2Kディスプレイ
画面は11インチ、2K解像度(2000×1200)の液晶ディスプレイを搭載します。その他、画面占有率は84.6%、最大輝度は450nitです。
realme Padは10.4インチでしたので少し画面サイズが大きくなっています。
8340mAh + 33W急速充電
realme Pad Xは、8,340mAhのバッテリー容量を備え、33Wの急速充電に対応します。同社によると、19時間の動画再生、11時間のビデオ通話が可能とのことです。
リアカメラは1300万画素のシングルカメラ、インカメラは800万画素を搭載します。
なお、インカメラは105°の超広角撮影に対応し、ビデオ通話中に被写体の動きをリアルタイムで検知するアルゴリズムが組み込まれています。
realme UI 3.0 for Pad
タブレットに最適化されており、マルチタスクやフローティングウィンドウに対応する他、スマートフォンと連携し、ファイル転送や画面ミラーリングなどにも対応しています。
スタイラスペンに対応
スタイラスペンは重さ16.5g、4,096段階の筆圧、240Hzのタッチサンプリングレートに対応。
また、realme Pad Xの側面に磁力でくっつけての充電に対応しており、約20分で満充電が可能です。その1回の充電で10.6時間の使用ができるとしています。
別売りで価格は499元(約9,000円)
クアッドスピーカー搭載
生体認証は顔認証のみに対応。また、realme Pad XはWi-Fiネットワークのみの対応するタブレットであり、SIMを挿入しての通信には対応していません。
参考までに、realme Padは厚さ6.9 mm、重さ440gでした。
カラーはグレー、ブルー、グリーンの3色が用意されています。
realme Pad X:価格
- 4GB+64GB:1,299元(約24,000円)
- 6GB+128GB:1,599元(約30,000円)