realmeは3月4日、中国にて「realme GT」を正式発表しました。
realme GTは、Qualcommの2021年ハイエンドSoC「Snapdragon 888」、メモリはLPPDDR5、ストレージはUFS 3.1
最上位の構成であり、最高性能を有するスマートフォンの一つとなります。
発表会では度々「Xiaomi」の名を口にし、同じくSnapdragon 888を搭載する「Mi 11」や「Redmi K40 Pro」よりもrealme独自の冷却機構やソフトウェアのチューニングを行うことで同SoCを搭載する他の端末よりも性能を最大限まで高めたとと述べていました。
また、複数のAntutuベンチマーク結果を公表し、同社によるとrealme GTはAntutu v8において750,000点以上のスコアを記録することが確認済みとのこと。
筐体内部には、強化された3D液体冷却を搭載し、CPU温度を最大15度下げることが可能とのこと。
さらに、ソフトウェア側では「GTモード」を搭載
一般的にゲーミングスマホなどに搭載されることの多い機能で、CPUパフォーマンス、リフレッシュレート、振動などを調整することができます。
画面は、リフレッシュレート120Hzの6.43インチ FHD+解像度のSuper AMOLEDを採用しています。
タッチサンプリングレートは360Hz、応答速度は2.78ms
0%から100%まで約30分で充電することができます。また、4,500mAhと言うバッテリー容量の他、3D液体冷却機構を搭載しながらも筐体重量186g、厚さ8.4mmの軽量化が計られています。
インカメラは2000万画素でパンチホールを採用しています。
6GBモデルは存在せず、メモリ8GBからのラインナップとなります。
価格は以下の通り。
・8GB+128GB:2799元(約46,000円)
・12GB+256GB:3299元(約54,700円)
※イエロー(レザー)のカラーは12GB+256GBモデルのみ
対応バンドは以下の通り。
4G LTE FDD:B1 / 2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26
TD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41(2496-2690MHz)
同社によると摩擦への耐性もあり、指紋が100%付くことがない素材とのことです。
realme GTは、8GB+128GBが46,000円という衝撃
Redmiが先日発表したSnapdragon 888搭載の「Redmi K40 Pro」の6GB+128GBモデルと同価格になります。
にも関わらずrealme GTは、Redmi K40 Proがコストカットのために省いたディスプレイ内指紋認証や3.5mmイヤホンジャックなどもしっかりと搭載しています。