OPPOは2月24日、新製品発表会を開催し、同社初となるタブレット「OPPO Pad」を正式発表しました。
OPPO Padのスペック
Snapdragon 870を搭載
OPPO初となるタブレットはハイエンド仕様SoCにはQualcommのハイエンドチップ Snapdragon 870を採用し、メモリは6GB/8GB(LPDDR4X)、ストレージは128GB/256GB(UFS 3.1)を備えます。
Samsungの「Galaxy Tab S8 / S8+ / S8 Ultra」は3モデルともSnapdragon 8 Gen 1を搭載しており、それには及ばないものの、Xiaomiの「Xiaomi Pad 5 Pro」と同様のSnapdragon 870が搭載されています。
11インチ120Hz駆動のディスプレイ
「OPPO Pad」の画面は11インチのLCDディスプレイを採用。解像度は2.5KとなるWQXGA(2560×1600)で120Hzのリフレッシュレートおよび240Hzのタッチサンプリングレートに対応します。画面サイズ、解像度、リフレッシュレート、パネルのスペックはいずれも「Xiaomi Pad 5 Pro」と全く同じ。
スタイラスペン「OPPO Pencil」に対応
OPPO Padはスタイラスペン「OPPO Pencil」に対応4,096段階の筆圧、360°タッチ、240Hzのタッチサンプリングレートに対応します。重さは16.5g
また、OPPO PencilはOPPO Padの側面に磁力でくっつけての充電に対応しており、約20分で満充電が可能です。その1回の充電で最大11時間の使用ができるとしています。
OPPO Pencilは別売りで499元(約9,100円)となっています。
大容量8,360mAhバッテリー
「OPPO Pad」のバッテリー容量は、8,360mAhを搭載し、最大33の急速充電に対応します。同社によると連続動画再生時間は16.5時間にも及び、1日の使用に十分なバッテリーとしています。
クアッドスピーカーを搭載
OPPO Padはスピーカーを左右に2つずつ搭載したクアッドスピーカーを搭載しています。カメラは、1300万画素シングルカメラを搭載、インカメラは800万画素を搭載します
その他、生体認証は顔認証のみ対応。イヤホン端子は非搭載。
そして、OPPO PadはWi-Fiネットワークのみの対応するタブレットであり、SIMを挿入しての通信には対応していません。
ColorOS for Padを搭載
OPPO Padは、Android 11 (ColorOS 12 / ColorOS for Pad)をプリインストール。タブレットに最適化されたColorOS for Padが搭載されており、マルチウィンドウやフリーフローティングウィンドウなどに対応する他、スマートフォンと連携し、シームレスなファイル転送や画面ミラーリングなどにも対応しています。
フラットな筐体デザイン
OPPO Padの筐体サイズは252.2 x 163.8 x 6.99 mm。重さは507gフラットディスプレイで角張った筐体が特徴
背面上部には、OPPOの「O」と「P」の文字があしらわれており、好みが分かれそうなものに。
OPPO Padの価格
カラーはブラックとパープルの2色、そしてアーティストのJames Jean氏がデザインした限定版としてシルバーが用意されています。価格は下記の通り。
- 6GB+128GB:2,299元(約42,000円)
- 6GB+256GB:2,699元(約49,000円)
- 8GB+256GB:2,999元(約55,000円)
- 8GB+256GB(シルバー):3499元(約64,000)
日本発売を期待したいところですが、現時点ではグローバル版の発売予定すらないのかもしれません。
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