OnePlusは10月13日、中国にて最新フラグシップ機「OnePlus 9RT」を正式発表しました。
「OnePlus 9RT」は今年4月に発表された「OnePlus 9R」の後継機となりますが、「OnePlus 9R」ではSnapdragon 870が採用されていたのに対し、「OnePlus 9RT」ではSnapdragon 888を搭載。
これに伴い、メモリ規格とスレレージ規格がLPDDR4X→LPDDR5、UFS3.0→UFS3.1にグレードアップされています。
性能の向上に伴い懸念される発熱ですが、OnePlus 9RTはヒートシンクを前モデル比で59%大型化し、散熱効率は20%向上しているとのこと。
また、OnePlusはオンラインゲーム「原神」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表し、「OnePlus 9RT」では原神の最適化が行われている模様です。
原神との協業によって原神のプレイを技術レベルから継続的に最適化する「ゲーム最適化プログラム(コードネーム:錬金術)」を立ち上げるとのこと。ソフトウェアレベルで原神の最適化が行われ、アプリのアップデートに合わせて、OnePlusも継続的に同プログラムをアップデートしていくようです。
これにより、Snapdragon 888を搭載する他のフラグシップ機と比較して「OnePlus 9RT」では長時間、FPSが安定し、発熱も抑えることができるとしています。
カメラ構成は、5,000万画素 メイン(IMX 766 OIS)、1600万画素 超広角、2MP マクロのトリプルカメラ
「OnePlus 9R」ではメインカメラにIMX586の4800万画素が採用されていましたが、「OnePlus 9RT」ではIMX 766 1/1.56型5000万画素センサーをグレードアップされています。
IMX 766は、「OnePlus 9 Pro」や「OPPO Find X3 Pro」にも採用されている最新のSONY製センサーです。
バッテリー容量は4,500mAh、そして65Wの急速充電に対応します。
15分で65%、29分で満充電することができます。65Wの電源アダプターも付属。
ただし、前モデル「OnePlus 9R」のUSB Type-CポートはUSB 3.1 Gen1で、DisplayPort Alt Modeでの映像出力に対応していましたが、「OnePlus 9RT」ではUSB 2.0へ変更されています。
カラーバリエーションは、水色、シルバー、ブラックの3色を用意。
価格は下記の通りです。
- 8GB+128GB:3,299元(約58,000円)
- 8GB+256GB:3,499元(約62,000円)
- 12GB+256GB:3,799元(約67,000円)
LTE:B1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28A、34、38、39、40、41
5G NSA:N1、3、5、8、40、41、78
5G SA:N1、3、5、8、28A、40、41、78
OSはAndroid 11ベースのColorOS 12を搭載
OnePlus 9シリーズより中国版のモデルはOPPOのColor OSが採用されていますが、「OnePlus 9RT」でも同様に ColorOS 12 をプリインストールします。
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