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Motorola スマートフォン

【1万円台】Motorolaがmoto Gシリーズの低価格モデル「Moto G Play」を正式発表!


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Motorolaのミドルレンジをターゲットとした「Moto G」シリーズ、その中でも手軽に購入できるようにミドルレンジクラスの低価格モデル「Moto G Play」がグローバルで発表され、アメリカのMotorolaオンラインショップやamazon.comではプレオーダーとして販売の受付が始まっています。

6.5インチワイドディスプレイを搭載

「Moto G Play」は、低価格でありながら可能な限りスマートフォンで楽しむことを我慢しないというコンセプトが見て取れるモデルになっています。
ディスプレイは6.5インチのワイドディスプレイで解像度もHD+と同じような価格帯で販売される格安スマートフォンよりも1段上のディスプレイサイズ、解像度になっています。

SoCにSnapdragon460を採用

性能の重要な要素であるSoCは低価格帯向けの「Snapdragon 460」を採用していますが、このSnapdragon 460は同じく低価格帯向けで採用されることが多い「Snapdragon 450」よりCPU性能で70%性能向上が行われたモデルとなっています。
メモリは3GB、ストレージは32GBとこちらは低価格向けの標準的な容量となります。
ストレージはmicroSDカードで512GB増設可能なため、写真や動画コンテンツはmicroSDを併用することで容量不足にならないようにできますが、ゲームアプリなどストレージ容量を多く使用するアプリを大量に利用したい方は少し注意が必要です。

最長3日間使用可能な大容量バッテリー

バッテリーは低価格向けとは思えない5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
驚くべきことに同時に発表した「Moto G Power」というバッテリー重視モデルと同じバッテリー容量を確保しています。
さらにハイエンド向けのように電力消費の激しいSoCを使用していないことが功を奏して、1回の充電で「最大3日間」使用することができるバッテリー持ちを実現しているとのことです。

生体認証は背面に指紋認証

生体認証機能はMotorolaのスマートフォンの標準的な方式である背面ボタンタイプの指紋認証となっており、ディスプレイ内認証や「Moto G Stylus」のようなサイドボタンといった新しい工夫は取り込まれませんでした。
ただ、背面指紋認証がダメということはなく、セキュリティをしっかり確保した指紋認証を搭載するところまでは守り、それ以上のコストは抑えたと考えることができるでしょう。
また、指紋認証以外にもセキュリティ強度は低くになりますが、フロントカメラによる顔認証にも対応しています。

ポートレート撮影が可能なデュアルカメラ

カメラ機能も満足度に関わってくる部分は守れるようにデュアルカメラ構成を選択しています。
1300万画素の標準レンズに200万画素の深度センサーを組み合わせることで、低価格帯向けモデルながらも背景を効果的にぼかすポートレート機能が実現可能となっています。

残念ながらコストの犠牲になったのか、あまり重要視されず、割を食った形になる要素としては、本体サイズがディスプレイサイズの割に大きく重くなっています。
同日に発表された「Moto G Stylus」はディスプレイサイズがMotoシリーズ最大サイズとなっているため、200gを超えるのもある意味で仕方がないところもありましたが、「Moto G Play」も200gをわずかに超えています。
ただし、この重さが200gを超えている要因は、バッテリー容量を5000mAhと大容量にしたことが原因である可能性もあるため、コスト削減によるものと言い切ることはできません。

また、カラーバリエーションが「Misty Blue」の単色展開となるため、違うカラーリングが欲しかったという方にも我慢を強いられる部分となります。
逆に言うと、性能面や機能的な部分は可能な限り不満を感じないように考慮し、サイズ感やカラーリングなど操作感へのストレスに直結しにくい部分はコストを抑えた機種ということもできるでしょう。
そういう意味では、外部接続端子を低価格モデルに採用されることが多いmicroUSB端子ではなく、USB type-Cを採用している点もモバイルバッテリーやPCと接続に使用するケーブルなど、使い勝手の面でストレスを与えない配慮と言えるでしょう。

大画面と大容量バッテリーによるストレスを感じにくい低価格モデル

日本国内で販売されるかは現時点では不明ですが、もう1つ注意が必要なポイントはこのモデルに限った話ではありませんが、防水防塵対応が「非対応」で「撥水対応」にとどまっている点があげられます。
アメリカでもプレオーダーが始まったばかりのため、どれくらいの人気が出るかは不明ですが、いずれにしてもこの性能を実現しながら日本円で2万円を切る価格に抑えられているというのは驚異的と言えるでしょう。
そんな「Moto G Play」の詳細スペックは以下の通りとなっています。

価格169.99ドル(約17,700円)
OSAndroid10
発売日2021年1月13日
サイズ縦:166.59mm
横:75.99mm
厚さ:9.36mm
重さ204g
ディスプレイ6.5インチMax Vision display
1600×720ピクセル(269ppi)
メインカメラデュアルカメラ
1300万画素(標準・f / 2.0・1.12µm)
200万画素(深度センサー・f / 2.4・1.75µm)
フロントカメラシングルカメラ
500万画素(f / 2.2・1.12µm)
CPUSnapdragon 460
メモリ3GB
ストレージ32GB
バッテリー5000mAh
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac 
Bluetooth5.0
生体認証指紋認証(背面ボタン)・顔認証
防水防塵非対応(撥水対応)
接続端子USB type-C
カラーバリエーションMisty Blue
対応バンド4G:LTEバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/25/26/38/41/66/71
3G:WCDMAバンド1/2/4/5/8
3G:CDMAバンドBC0 / BC1 / BC10
2G:GSMバンド2/3/5/8

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