モトローラは12月9日、新製品発表会を開催し同社最新のフラグシップ機「moto egde X30」を正式発表しました。同端末はQualcommが先日発表した最新ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 1」を世界で初めて搭載するスマートフォンとなります。
Qualcommが12月1日に発表したフラグシップスマートフォン向けのSoC「Snapdragon 8 Gen 1」
どのメーカーが世界で初めての搭載となるのか注目されていましたが、モトローラの最新フラグシップ機「moto egde X30」が「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載する世界初のスマートフォンとなりました。
Snapdragon 8 Gen 1は、Arm v9アーキテクチャに基づくSamsungの4nmプロセスにて製造。
CPUは「Arm Cortex X2」ベースの技術を用いて、最大3GHzで駆動します。パフォーマンスは前モデル比で20%向上し、省電力性も30%向上しています。
GPUの「Adreno GPU」は前モデル比で30%の高速化し、省電力性も25%向上しています。
モトローラ公表のAntutuベンチマークスコア(v9)は1,061,361点!遂に大台となる100万点を突破しました。
「moto egde X30」のバッテリー容量は5,000mAhで、68Wの急速充電に対応します。
同社によると、約13分で50%の充電が可能とのことです。
そして、moto egde X30のカメラ構成は5000万画素メイン(OV50A / OIS)、5000万画素の超広角、そして200万画素の深度のトリプルカメラとなっています。
スマートフォンのイメージセンサーとしてはSONYやSamsungが有名ですが、「moto edge X30」はメインカメラのイメージセンサーにOmniVision社の1/1.5インチ5000万画素センサーが採用されています。
一方、インカメラは6000万画素の高画素センサーが採用されています。
また、moto edge X30には、インカメラがパンチホールとなる通常版の他に、画面下カメラを採用する特別版も存在します。(※名称は、Moto Edge X30 Under-Screen Camera Version)
こちらは、その他のスペックは通常版と全く同じですが、インカメラが画面下に内蔵されています。
moto egde X30の画面は、6.7インチの有機ELディスプレイを採用し、144Hzのリフレッシュレート、576Hzのタッチサンプリングレート、10億色表示、HDR10+に対応します。
そして、Dolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーを搭載、3.5mmイヤホンジャックは非搭載
筐体カラーはホワイトとブラックの2色を用意
筐体サイズは163.56 x 75.95 x 8.49 mm、重さは194g、生体認証は顔認証と指紋認証(側面)に対応します。
moto egde X30の価格を以下のとおりです。
- 8GB+128GB:3,199人民元(約56,900円)
- 8GB+256GB:3,399人民元(約60,500円)
- 12GB+256GB:3,599人民元(約64,000円)
- 12GB+256GB(画面下カメラ搭載版):3,999人民元(約71,400円)