
HUAWEIは2月26日、4G LTE版 HUAWEI P40を中国にて発表しました。
搭載SoCのみの違い

搭載SoC以外のスペックは5G版 HUAWEI P40と全く同じで5G通信に対応するか否かの違いのみ。
構成はメモリ8GB+ストレージ128GB、価格は3,988元(約65,600円)
2020年3月に発表された5G版「HUAWEI P40」は、SoCに「Kirin 990 5G」を搭載しており、8GB+128GBモデルは4,488元(73,800円)
5Gに対応するか否かで8,000円ほど価格に差があります。
昨年にもHUAWEIは、Kirin 990 5G搭載の「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」とKirin 990搭載の「HUAWEI Mate 30 Pro」を発表しており、それと同様のラインナップとなります。
Kirin 990 4GとKirin 990 5Gの性能の違い

Antutu公表のKirin 990(HUAWEI Mate 30 Pro 4G版) ベンチマーク結果は457357
HUAWEI Mate 30 Pro 5G HUAWEI P40 Pro
HUAWEI Mate 30 Pro 5Gが474353
HUAWEI P40 Proは501089
結果として2~5万点ほどのスコアの違いがあるものの、Antutuスコアにおいては実際の使い勝手には影響を及ばさない誤差の範囲内と言えるでしょう。

5Gチップは7nm+ EUVプロセスで製造され、NPU(Neural Processing Unit)は1つではなく2つの大型コアを搭載。
また、CPUを構成するのCortex-A76チップが2.09GHzから2.36Ghzへ、Cortex-A55チップが1.86GHzから1.96Ghzへクロックアップされています。
これが、僅かな性能の違いを生んでいます。
AliExptessなどで購入する際は、搭載するSoCが「Kirin 990 5G」なのか「Kirin 990」なのかを十分チェックした方が良いでしょう。
逆に5G通信を必要としないのなら価格の安い「Kirin 990」搭載モデルを選ぶのも有りかもしれません。