ASUSは8月16日、同社ゲーミングブランドROGより最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5s」および「ROG Phone 5s Pro」を正式発表しました。
今年3月に発表された「ROG Phone 5」のマイナーチェンジモデルとなっており、SoCがSnapdragon 888からSnapdragon 888+に、ディスプレイのタッチサンプリングレートが300Hzから360Hzに強化されています。
その他、メモリやストレージ容量が異なりますが、ディスプレイサイズ、バッテリー、外観デザインなどは据え置きとなります。
SoCにはQualcommの現行最上位チップ「Snapdragon 888+」を搭載
前モデル「ROG Phone 5」搭載のSoC「Snapdragon 888」と比較して、CPUクロックは最大2.84GHzから最大3GHzに向上し、AI性能も約20%向上しています。
Snapdragon 888+を搭載するハイエンド機は「Mi MIX 4」「Honor Magic 3 Pro/ 3 Pro+」に次いで4機種目となります。
前モデル「ROG Phone 5」シリーズには、メモリとストレージ容量を主な違いとする「ROG Phone 5」「ROG Phone 5 Pro」「ROG Phone 5 Ultimate」の3モデルが発表されています。
一方、本モデルでは「ROG Phone 5s」と「ROG Phone 5s Pro」の2機種が発表され、それぞれ背面デザインとメモリ・ストレージ容量が違いになっています。
左:ROG Phone 5s ホワイト 中央:ROG Phone 5s Pro ブラック 右:ROG Phone 5s ブラック
下位モデル「ROG Phone 5」は背面パネルにRGB LEDのROGロゴがデザインされています。
また、2機種ともディスプレイのタッチサンプリングレートが300Hzから360Hzに向上
前モデルは応答時間は1ミリ秒、タッチレイテンシは24.3ミリ秒でしたが、タッチサンプリングレートが向上したことにより、 タッチレイテンシも24.0ミリ秒に向上しています。
このレイテンシはスマートフォンの中で最も小さく、名実ともにゲーミングスマートフォンに相応しい性能になっています。
その他のスペックは「ROG Phone 5」と据え置き。ディスプレイは、6.78インチ 2,448×1,080のAMOLEDを採用、リフレッシュレートは144Hz。バッテリー容量は6,000mAhで最大65Wの急速充電に対応。リアカメラはSONY IMX686を採用した6,400万画素メイン、1,300万画素超広角、500万画素マクロのトリプルカメラを搭載します。
詳しくは、こちら
価格は以下の通りです。(台湾価格)
ROG Phone 5s
・16GB+256GB:29,990台湾ドル(約118,000円)
・18GB+512GB:33,990台湾ドル(約134,000円)
ROG Phone 5s Pro
・18GB+512GB:37,990台湾ドル(約150,000円)
「ROG Phone 5」は今年5月に日本でもSIMフリースマートフォンとして発売されただけに、後継機「ROG Phone 5s」の日本発売も期待できます。
現時点では、日本市場へのアナウンスはありませんが、ROG Phone 5sのグローバル公式サイトには日本向けの対応バンドの記載がされています。
対応バンドは以下の通り。(グローバル公式サイト記載のD version: JP)
5G (Bands N2, N3, N5, N7, N12, N20, N25, N28, N38, N40, N66, N71, N77, N78, N79)
FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 66, 71)
TD-LTE (Bands 34, 38, 39, 41, 42, 48)
WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19)
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